文化構想学部シラバス2021
419/620

【授業の具体的な進め方】☆授業スタイルは、リアルタイム配信型授業を基本とします。コロナの社会状況に応じて、数回の対面授業を挟むかもしれません。詳細は開講前の秋頃に備考で示します。・受講人数にもよりますが、個人報告+ディスカッションの形式を中心とします。その前後で、ミニ講義回(教員による発表)を挟みます。・順番に考えてみたいトピック、調べてみたいテーマなどを報告し合っていきます。それを受けて、毎回、受講者全員でディスカッションを行います。基本、レポート提出等はありません。・講義回以外は、私もディスカッションの参加者のひとりです。日本文学・文化、ポップカルチャーの観点から報告に対してコメント等はもちろんしますが、それ以降は一緒に考える仲間でありたいというのが願いです。活発に、対等に、対話をし合えたら素敵じゃないですか。授業の到達目標アイドルをめぐる言語活動・表現を、学際的に検証できる。(国民/世界)文学という概念を拡張する感性を磨く。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%個人報告と毎回のディスカッションへの取り組み。その他0%備考・関連URL・毎回のディスカッションへの参加をもって、出席とします。その回のミニ講義または他の人の報告に積極的に反応し声を発して下さい。(例年、最初はなかなか全員の声は出てきません。その気持ちもよく分かります。オンラインとなるといっそう難しい部分も否めません。ですが無理のない、楽しく、充実したディスカッションの場を目指したいと思っています。そのために、私も教室・雰囲気作りに工夫を凝らしますし、オンラインを入れた新しい生活の中で、この授業時間が少しでも特有の“孤独”感を軽減させることにもなればとも考えます)・平常点100%ですので、欠席は単位に影響してきます。どうにも出られない時は、しっかりと礼節とルールを守り、事前に連絡をするようにして下さい。・発表が充実していない(しっかり作品を鑑賞し、あるいは調べていない)と判断した場合、やり直しを指示することもあります(これまではいませんでしたが)。だからといって、凝り固まって悪い意味でのちゃんとしたレジュメをきって報告しなければ、と窮屈になることはありません。むしろ、ディスカッションの土台やきっかけを提供するような報告が望まれます。☆受講者数や学生の関心、授業の展開、さらには2021年のカルチャーシーンの動向、そして何よりコロナをめぐる情勢によって、内容や計画の一部を変更する場合があります。少人数の場合は、発表主体というよりは問いや視点を持ちよった対話メインになるでしょう。予め了解のうえ、履修して下さい。科目名複合文化論系演習(現代日本語研究1)外来語の世界担当者名大塚みさ複合2単位春学期月曜日6時限2年以上―――授業概要日本語の語彙はその出自によって和語、漢語、外来語、混種語に分けられる。本授業ではこのうちの外来語に焦点を当てて検討する。受講生自身がデータを収集し、分析・考察することを通して学びを深めることを目的に、受講生による発表形式で授業を進める。提示された題材案や参考文献案内をもとに、各自の関心に応じて発展させて発表することが期待される。発表後にはディスカッションを行う。また、履修生全員が毎回コメントシート等を用いて振り返りを行う。授業の到達目標・語種の観点から日本語語彙を考察して、理解を深める。・外来語を多角的に分析して関心を深め、ことばに対する感性を磨く。・日本語研究の文献を探し、読み解くことができるようになる。・研究に必要な言語データを収集して分析したり、必要に応じて加工したりできるようになる。成績評価方法試験0%レポート40%テーマ設定とオリジナリティ、分析・考察の妥当性、構成の論理性平常点60%発表内容、ディスカッションへの貢献度、毎回のコメントシートその他0%科目名複合文化論系演習(現代日本語研究2)単語の意味の世界担当者名大塚みさ複合2単位秋学期月曜日6時限2年以上―――授業概要本授業では、日本語の単語の意味の諸側面に焦点を当てて検討する。語の多義性や比喩的な意味のほか、類義語や対義語などの単語間の意味関係にも注目していく。受講生自身がデータを収集し、分析・考察することを通して学びを深めることを目的に、受講生による発表形式で授業を進める。提示された題材案や参考文献案内をもとに、各自の関心に応じて発展させて発表することが期待される。発表後にはディスカッションを行う。また、受講生全員が毎回コメントシート等を用いて振り返りを行う。授業の到達目標・単語や語彙を意味の観点から考察して、理解を深める。専門演習―427―

元のページ  ../index.html#419

このブックを見る