文化構想学部シラバス2021
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科目名西洋古代史担当者名井上文則西史コース2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要本講義では、ローマ帝国の盛衰とシルクロード交易との関係について論じる。本講義はディプロマポリシーに沿って、人と情報が地球規模で交流し、文化が複雑に絡まりあい、多面的な様相がみられる時代を生き抜くための幅広い教養をもった人材を育成することを目指す。授業の到達目標本講義では、ローマ帝国の歴史をユーラシア規模で論じる試みでもあり、この講義を通して、広い視野で歴史を考える力を養うことを目指す。成績評価方法試験0%レポート100%平常点0%その他0%なし備考・関連URL本授業は全回オンデマンド授業として実施します。科目名西洋中世史2西洋中世の歴史的諸相担当者名田中史高他/唐澤晃一西史コース2単位秋学期水曜日3時限2年以上―合併科目―授業概要西洋中世史上の主要なトピックを、その回ごとに適宜取り上げ論じていきます。今年度は分担講義のかたちをとり、第1回から第3回までと最終回は東欧史、その他の11回は西欧史の専門的研究者が講義をおこないます。授業の到達目標この講義は、人類史上における西洋中世の重要性について認識を深め、グローバル世界で活動するための力、異文化地域としての西洋の歴史への理解と洞察力を深めるための一助となることを目標としています。成績評価方法試験0%レポート40%学期末に西洋中世の任意のテーマについてレポートを提出してもらいます。平常点60%出席状況、授業への取り組みを中心に評価します。その他0%備考・関連URL新型コロナ・ウイルス感染の流行状況次第では、部分的にオンライン授業に切りかえます。科目名西欧史スペインの現代史/内戦の背景担当者名渡辺雅哉西史コース2単位秋学期水曜日2時限2年以上―合併科目―授業概要1936年から39年にかけて内戦の悲劇に見舞われたスペイン。そして、21世紀の今日では、折からのEUの危機の深まりと相まって、1970年代半ばに始まった民主化の過程が問い直されているかにも見えるスペイン。そんなスペインについて、歴史的な視点からあれこれ考える。授業の到達目標ピレネーの南に関して、各人が歴史を踏まえたイメージを持つこと。考察の対象は、主として19世紀の初頭から内戦までの現代史。さまざまな側面を扱うが、特に19・20世紀のアンダルシアに目を向けてみることにしたい。自由主義をその看板に掲げる国民国家の形成へ向けてひとまずは離陸を果たしながらも、国民の共生には失敗したスペイン。1936年に勃発した内戦こそは、その端的な証しだった。この兄弟殺しの破局へとスペインがのめり込んでいったプロセスのなかにアンダルシアが占める比重には、とりわけ大きなものがあったように思われる。成績評価方法割合レポート70%と出席状況・授業態度30%の比率で評価する。レポートの内容その他については授業中に指示する。備考・関連URL対面形式で授業を実施する予定。ただし、場合によってはオンライン授業形式の併用、あるいはオンライン授業形式への切り替えも考える。科目名近現代ロシア史帝政ロシアの国家と社会担当者名草野佳矢子西史コース2単位春学期水曜日4時限2年以上―合併科目―授業概要1917年革命以前のロシアの政治文化の様相や社会構造を歴史的に考察する。主にロシア帝国の歴史を、特に国家と社会の関係や、統治制度改革、政治改革をめぐる問題に焦点を当てて論じる。関連する映像の視聴も適宜行う。授業の到達目標帝政崩壊までのロシア史の流れ、キエフ・ルーシ、モスクワ・ロシアの特徴、ロシア帝国成立後に関しては各皇帝の治世の概講義―245―

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