文化構想学部シラバス2021
216/620

ちろんこれ以外の形態も存在するにせよ)ほぼ一般化しています。しかし、演出とは、もとは19世紀末にヨーロッパで登場した概念です。それまでの時代の上演形態は、たとえば作家が書いたテクストを、作家自身が演出・上演したり、コンメディア・デッラルテ方式に、役者中心に芝居を組み立てていき、後に出来上がった台本を戯曲として出版するケースが一般的でした。また、現在でもよく見られますが、戯曲のみではなく、小説等の作品をまず戯曲化し、上演するケースもありました。本講義では、このテクストと演出をめぐる流動的な関係を、さまざまなテクストや演出を取り上げながら、考えていきたいと思います。授業の到達目標テクストと演出の関係についての基本的な知識を身につけ、両者間にある問題について発展的思考を可能とするための土台を築く。成績評価方法試験0%なしレポート60%授業内で学んだ内容をもとに、真面目に作品を読解鑑賞した上で、自分の考えを述べられているかを評価する。平常点40%課題提出期限厳守、および授業内容に鑑みて、真摯なコメントがなされているかどうか。その他0%なし備考・関連URLフルオンデマンド授業を予定しております。科目名舞踊史舞踊と身体担当者名國吉和子演映コース2単位春学期木曜日5時限2年以上―合併科目―授業概要舞踊の歴史とは、果たしてどのような歴史なのでしょうか。舞踊の歴史といっているものは、私達の身体がこれまでどのように意識されてきたのかの変遷ではないでしょうか。身体に対する私達の意識は、その時代の文化や政治、宗教などによって大きく左右されてきました。現代でも同じことが言えます。この講義(半期)では、古代ギリシャから現代までという広い範囲を視野にいれています。また、内容は西洋における流れを主にお話しすることとなります。身体意識の比較という視点から、日本の芸能にも触れますが、十分な時間はとれません。とにかく、舞踊という表現をより広いコンテクストの中に一度溶かし込んで、捉え直してみたいと思います。授業の到達目標身体意識の歴史的背景を理解したうえで、現代の舞踊をはじめとする身体表現を、より豊かに鑑賞できるようになることを目的とします。成績評価方法試験0%行わない。レポート60%6月末〜7月初めに課題を発表する。詳細はその時告知する。平常点40%出席日数+リアクションペーパー(毎週提出してもらう内容から授業への積極性を判断する。)その他0%備考・関連URL事前・事後の学習内容については、受講者数によって判断させていただきます。科目名映画研究入門担当者名武田潔演映コース2単位秋学期月曜日2時限1年以上―合併科目―授業概要今日の大学生にとって映画は娯楽として、また芸術として、きわめて身近なメディアの一つである。しかし、その親しみ易さにもかかわらず、あるいはまさにそれゆえに、映画を研究対象としてとらえることについての意識は概ね希薄であり、またそうした志向を持つ者でも基本的な知識や姿勢を身に付けている者は稀である。本科目は、主に1年生を対象とし、平易な授業内容を通して、映画の歴史や特性、映画研究の主要な分野などについて概説する。授業の到達目標映画に関心のある学生や、あるいはより専門的に映画の研究を志す学生に、映画を理解し、探究するために必要な基礎知識や、考え方や、勉学姿勢を修得してもらうことが本科目の目的である。成績評価方法試験0%レポート45%課題に合致したレポートであり、かつ受講者自らの考えが明瞭に述べられていること平常点45%出席状況が良好であることその他10%授業で紹介した映画上映や催しなどについて積極的に参加していること科目名映画史1無声映画史(1)担当者名小松弘演映コース2単位春学期土曜日1時限2年以上―合併科目―授業概要映画はどのようにして生まれたのか、映画前史から映画の発明を経て、いわゆる初期の映画に至る過程を実際の映像を見ながらわかりやすく説明します。授業の到達目標映画の起源に何があったのかを理解し、映画史を批判的に考える思考を養います。講義―219―

元のページ  ../index.html#216

このブックを見る