文化構想学部シラバス2021
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科目名ロシア芸術の現在2担当者名八木君人他/上田洋子/大島幹雄/神岡理恵子/長井淳露文コース2単位秋学期火曜日2時限1年以上―合併科目―授業概要ロシアは文学のみならず、音楽、美術、映画、演劇などの芸術諸ジャンルにおいてもきわめて魅力的な活動を続けている国です。本講義の目的は、これら多様なロシアの芸術諸ジャンルの最前線の状況・活動について紹介していくことです。秋学期に行われるこのロシア芸術の現在2では、具体的にはサーカス、クラシック音楽、美術、パフォーマンス芸術などについて、その分野に精通した講師たちが講義を担当していきます。なお、この授業は、対面授業とオンライン授業の組み合わせたかたちで実施されます。予定されているスケジュールとしては、以下の通りになります:長井先生(928,105,1012,1019):オンライン授業(オンデマンド)神岡先生(1026,112,119):対面授業大島先生(1116,1130,127,1214):対面授業上田先生(1221,111,118,125):対面授業andorオンライン授業(zoomによるリアルタイム配信授業)*なお、上田先生のご担当回は、4回のうち、少なくとも1回は対面授業になりますが、残りの3回は、対面授業かzoomによるリアルタイム配信授業か、どちらかになります。詳細については、担当回がはじまる頃に連絡します。授業の到達目標ソ連時代を含めた、広い意味でのロシア芸術の現在について知識を得た上で、それぞれの分野においてロシア芸術の現在についての自分なりのイメージをもてるようになることが目標です。成績評価方法試験0%レポート50%担当教員それぞれが出す課題の中から一つを選択し、2000字程度のレポートを提出してもらいます。平常点50%授業への参加態度。毎回、講義に対するレビューシートを提出してもらいます。なお、大学の規定である、授業回数の3分の2以上の出席は必須になります。その他0%備考・関連URLロシア文化に関する積極的な関心を持って受講してもらいたいと思います。科目名ロシア民衆文化論ロシアの民衆文化と現代担当者名山田徹也露文コース2単位春学期木曜日4時限1年以上―合併科目―授業概要文字資料だけではなく、映像資料も積極的に活用しつつ、民間暦、民間信仰、昔話、民謡といった様々なロシアの民衆文化を取り上げます。占いや遊戯など教室内で実現可能なものは、もし希望者がいれば実践してもらい、たんなる知識としてではなく、具体的な事柄として総体的に理解することを目標とします。また民衆文化だけではなく、それらがロシアの文学や映画などのどういった場面にどのように登場するのか、あるいは日本文化にロシアの民衆文化がどのように受容されているのかなど、直接関係のない分野における民衆文化理解の重要性についても考えていきましょう。民衆文化は古くからあるものですが、日本人が初詣や盆の風習を今なお続けているように現代ロシアにもかたちを変えつつ残されており、今のロシア人の日常生活や考え方にも影響を及ぼしています。そうした民衆文化の現代性についても論じていきます。授業の到達目標ロシアの民衆文化についての基本的な知識の獲得と、さらにはその民衆文化が現代ロシアでも未だ強い影響力を持っていること、また民衆文化の視点から近現代の芸術作品に対してより深く理解できるようになることを目標です。成績評価方法試験70%ロシアの民衆文化についての一般的な知識の有無について問う予定です。レポート0%とくにありません。平常点30%出席と授業への積極的に参加しているかどうかで判断する。その他0%とくにありません。備考・関連URL何かあれば授業前、授業後だけではなく、[email protected]までご連絡ください。興味を掘り下げるためにシラバスにある特定のジャンルをもっと掘り下げることもあります。また民衆文化とひとくちにいってもいろいろなジャンルがあり、もしみなさんの興味のあるジャンルが決まっていれば、それを扱うことも考えます。科目名演劇研究入門担当者名児玉竜一演映コース2単位秋学期火曜日3時限1年以上―合併科目―授業概要演劇を研究するための初歩を学ぶ。基本的には、東洋と西洋の古典演劇について知ってもらうことを中心とするが、ミュージカルから現代演劇までを視野に収めた上で、演劇とはなにか、演劇を研究するとはいかなることか、をめぐって考察する予定である。ギリシャ悲劇から近代劇、中国の京劇まで、日本では能楽・文楽・歌舞伎を中心に、いずれも戯曲のあり方や、それを肉づけする様式、伝承と変容について、基本的な知識を身につけることをめざす。講義―216―

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