文化構想学部シラバス2021
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業計画に記した日にちの23時までに提出すること。締め切りまでに提出しなかった場合は出席及び平常点を認めない。その他0%なし備考・関連URL・フルオンデマンド授業のため、授業資料と講義動画は春学期の間観られるようにしておく。ただし、ミニレポート(質問・感想等)は、各回の授業計画に記した日にちの23時までに提出すること。締め切りまでに提出しなかった場合は出席及び平常点を認めない。・理解度の確認は必ず117のうちに受けること。科目名日本文学史1(上代文学)担当者名高松寿夫日文コース2単位春学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要日本上代文学(奈良時代以前の文学)について概説する。文献名でいえば、万葉集・古事記・日本書紀・風土記といったものが話題の中心となるであろうが、それらを個々にとりあげるのではなく、文学史の〈流れ〉といったものに配慮しながら、文献や作品どうしのつながりや時代性を重視した講義になる。授業の到達目標奈良時代以前の日本文学の流れについてひととおり理解する。併せて、文学史上の諸作品を、個々の作品としてとらえるだけではなく、ひとつの歴史的流れの中で捉える見方・態度を養う。成績評価方法試験50%授業内容の理解度を総合的に確認する。レポート10%Moodleに質問・意見を受け付けるBBSを設定し、受講者の書き込みに随時対応する。平常点40%出席状況等。その他0%備考・関連URLこの授業は、Moodle上のオンデマンド授業として行う。詳しくはMoodleの掲示を参照のこと。科目名日本文学史2(中古文学)源氏物語はどのように読まれてきたかを江戸期の注釈書を通して考える担当者名栗山元子日文コース2単位春学期月曜日6時限2年以上―合併科目―授業概要この授業では、源氏物語の夕顔巻を江戸時代に書かれた注釈書である萩原広道(1815−1864)の源氏物語評釈(1854〜1861)を用いて講読していく。源氏物語評釈は、本居宣長の源氏物語玉の小櫛の影響を受けつつも、広道なりの新機軸を打ち出し、物語の書かれ方に法則性を見出したり、鑑賞面での充実に意を注いでいるところに特徴が見られその評価も高い。源氏物語の表現を味わうとともに、広道の源氏学を通して源氏物語はどのように読まれてきたかという享受史の問題についても考えていきたい。なお本授業は教室での対面講義を基本とするが、一部(5回まで)をオンライン授業とする。なお今後の感染状況により変更があった場合は、Moodleにて通知を行う。授業の到達目標①源氏物語は、時代によりまた読者層によりその読まれ方が異なっていた。そうしたさまざまな読み方についての知識を得て、現代とは異なる解釈や視点があったことを学び、読みの多様性についての理解を深めて新たな読みへのヒントを得る。②影印を用いて源氏物語評釈を読んでいくことでくずし字の世界に触れる。成績評価方法試験30%学期末に行う。授業内容に関連した問いに対して論述形式の試験を課す。評価については前記到達目標の達成度を計るものとする。レポート0%レポートは行わない平常点70%授業時の最後にコメントシートを作成、授業内容を理解し、その上で自らの学びにつなげる視点を有しているかを評価していく。提出されたコメントシートの集積を平常点の評価とする。その他0%備考・関連URL・講義回数の三分の二以上の出席を単位取得の条件とします。・毎回の授業で提出するコメントシートを評価し、その累算で平常点を計上するため、出席状況が悪ければ当然点数は低くなります。平常点が占める割合が高いので、欠席が重ならないように注意してください。科目名日本文学史3(中世文学)時代背景と作品の関係を考える担当者名和田琢磨日文コース2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要十二世紀後半から十六世紀にかけての日本文学の流れについて講義する。中世といわれる時代はどのような時代で、そのような時代にどういったジャンルや作品が登場したのか。当時の時代背景、思潮、文化を広く見渡しながら、中世文学の特徴について考えてみたい。ただし、中世という時代は四百年以上にも及ぶ範囲を占めるため、そのすべてを扱うことはできない。したがって、本講義で講義―185―

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