文化構想学部シラバス2021
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科目名日本文法2文論担当者名森山卓郎日文コース2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要日本語文法研究の各種のトピックを、できるだけ包括的に、なるべく広い視点と関連させながら考えます。※フルオンデマンドで実施します。・例えばおいしそうだとおいしいようだおいしいらしいはどう違うのでしょう。日常言語の奥にある使い分けを考える記述的日本語研究の現状を概説しつつ、言語についての考え方を深めていくことを目指します。・はがの使い分けなど、いろいろな問題を深めていきたいと思います。・日本語教育の文法や国語教育の文法にも配慮します。・授業にあたっては、受講者との対話や受講者どうしの対話を重視します。・2は文論的なアプローチを中心とします。授業の到達目標現代語を中心とした文法研究現状を理解し、自分なりに文法的に言語表現について考えられるようにすること。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%出席を重視します。その他0%備考・関連URL講義科目なので遠隔実施とします。科目名日本文学概論1近現代は文学をどのように変えたか?担当者名和田琢磨日文コース2単位春学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要本授業では、古典文学作品が現代に至るまでどの様に読まれてきたのかという問題を考えることを通して、日本文学の特徴を講義する。物語や和歌といった高校までの教科書に載っている作品ばかりだけではなく、妖怪を描いた絵巻、奈良絵本や地獄を描いた物語といった作品も取り上げ、芸能や社会との関係についても言及する予定である。授業の到達目標古典から近現代に至る様々な作品の特徴を理解し、日本文学に関する深い理解を獲得することを目指す。成績評価方法試験40%第14回目の授業で理解度の確認を行う。理解度の確認は必ず712のうちに受けること。レポート30%具体例を示しつつ、現代社会において古典文学作品はどのように浸透しているのかというテーマで、自身の考えを1200字程度で述べよ。提出締め切りは第12回目の授業日(628)の13時までとする。詳細は授業の最初に指示する。なお、このレポートを提出しなかった者の単位は認めない。平常点30%毎回、150文字以上で書いたミニレポート(質問・感想等)を提出してもらう。ミニレポート(質問・感想等)は各回の授業計画に記した日にちの23時までに提出すること。詳細は最初の授業で指示する。このミニレポート(質問・感想等)の提出をもって出席とする。その他0%なし備考・関連URL・フルオンデマンド授業のため、授業資料と講義動画は春学期の間観られるようにしておく。ただし、ミニレポート(質問・感想等)は各回の授業計画に記した日にちの23時までに提出すること。締め切りまでに提出しなかった場合は出席及び平常点を認めない。・理解度の確認は必ず712のうちに受けること。科目名日本文学概論2研究と創造の古典文学受容史担当者名和田琢磨日文コース2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要本授業では、古典文学作品が現代に至るまでどの様にして読み継がれてきたのかという観点から、日本文学の特徴について講義する。前半では古典文学を読むためにどのような研究が繰り広げられてきたのかという観点から、後半では源義経や源為朝といった実在の人物を描く作品がどのように創造され、浸透していったのかという観点から考えてみたい。平安時代の文学作品から、中近世の物語・演劇、近現代の小説やマンガまで見通す予定である。授業の到達目標日本の古典文学が時代により様々に異なった態度で享受され、現代まで読み続けられてきたことを理解し、日本文学に関する深い理解を獲得することを目指す。成績評価方法試験40%第14回目の授業(117)で理解度の確認を行う。必ず117のうちに理解度の確認を受けること。レポート30%具体例を示しつつ、古典を学ぶ必要はどの程度あるのか?というテーマで、自身の考えを1200字程度で述べよ。提出は第12回目の授業日(1213)の13時を締切とする。このレポートを提出しなかった者の単位は認めない。詳細は、第1回目の授業で指示する。平常点30%毎回、ミニレポート(質問・感想等)を提出してもらう。ミニレポート(質問・感想等)は各回の授講義―184―

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