文化構想学部シラバス2021
163/620

会学的に考えることの意味や今日的な意義、その学問姿勢にみられる特徴について解説する。社会学をひとつの道具として、時代の流れや世界の広がりのなかで繰り広げられる人間と社会の営みについて考察していきたい。※本授業は全回オンデマンド授業として実施します.授業の到達目標社会学の基礎的な概念を理解し、社会学的な考え方や見方を習得すること。成績評価方法講義最終回(第15回目)に課題提出(レポート)を課し,その点数にて評価する.科目名社会学の考え方2担当者名土屋淳二社会コース2単位秋学期無フルOD1年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要本科目では、社会学をはじめて学ぶ学生を対象に、社会学の重要トピックスを拾いながら、その基本的な考え方を俯瞰し、社会学的に考えることの意味や今日的な意義、その学問姿勢にみられる特徴について解説する。社会学をひとつの道具として、時代の流れや世界の広がりのなかで繰り広げられる人間と社会の営みについて考察していきたい。※本授業は全回オンデマンド授業として実施します.授業の到達目標社会学の基礎的な概念を理解し、社会学的な考え方や見方を習得すること。成績評価方法講義最終回(第15回目)に課題提出(レポート)を課し,その点数にて評価する.科目名社会学原典講読2社会における人間以外担当者名栗原亘社会コース2単位春学期金曜日2時限2年以上―合併科目―授業概要近年、社会理論の分野では、人間だけではなく、各種人工物から動植物に至るさまざまな人間以外の諸要素をどのように捉えるのかが重要な問いの1つとなっています。本講義で取り上げるNickFoxとPamAlldredの"SociologyandtheNewMaterialism:Theory,Research,Action"は、新唯物論という立場からこの問いに取り組んでいます。本講義では、本書を精読することを通して、学史的な背景を踏まえつつ、こうした昨今の社会理論の展開の重要な一側面について学び、考察していきます。なお、授業の進め方については、個人もしくはチームで担当箇所に関するレジュメを作成・報告してもらい、その上で内容に関して受講者全員で討論をおこなうという形にする予定です(※ただし、履修者数などに応じて変更する可能性もあります)。また、学期末には、テキストの内容を踏まえたレポートを書いて提出してもらいます。そのため、文献をただ漫然と読むのではなく、自分の問いをもち、考え、議論を組み立てるという積極的な態度が求められます。授業の到達目標①英語文献の読解能力を向上させること。②学史的な背景をふまえつつ、現代の社会理論のパースペクティブを理解すること。③社会学的なパースペクティブを用いて考え、議論する力を養うこと。成績評価方法試験0%実施しない。レポート50%文献の内容に関するレポートを課します。提出は学期末です。平常点50%出席状況、提出物(コメントシートないしノート)の内容、報告の内容、討論への参加状況などを評価します。その他0%特になし。科目名教育学概論1教育思想の諸相と歴史的展望担当者名梅本洋教育コース2単位春学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要本科目は、著名な教育思想家や教育家が人間と教育に関してどのようなことを考えたのかを探り、教育の理念と思想にかかわる諸問題を取り扱う。具体的には、西洋の教育思想に限定して、特に有名な人物や影響力の大きい人物として、ソクラテス、プラトン、コメニウス、ルソー、フレーベル、デューイ、イリイチをとりあげ、教育や人間形成に関するそれぞれの基本的発想の特徴や今日的意義を論ずるとともに、その限界についても検討を加える。古代ギリシャのソクラテスから現代のイリイチまでを時代を追ってとりあげることを通じて、教育に対する歴史的な展望も合わせて行い、さらに教育の背景としての社会的・制度的要因にも適宜触れることとする。授業の到達目標さまざまな教育思想を学ぶことによって、教育の理念についての理解を深め、教育の歴史的展開の背景である社会的・制度的要因の重要性を把握することが授業の到達目標である。成績評価方法試験70%基本的には試験(論述式)の評点によって成績評価をおこなう。試験の評点が、AとBの中間といった場合には、出席状況などの平常点を加味する。レポート0%レポートは課さない。平常点30%上の試験の評価基準を参照のこと。その他0%その他として記載する事項はない。講義―166―

元のページ  ../index.html#163

このブックを見る