文化構想学部シラバス2021
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本授業は全回オンデマンド授業として実施します。授業の到達目標1.社会学における基本的な概念について理解し、説明できる。2.社会学的な思考を用いて、現代社会が抱える問題点について論理的に議論を展開できる。成績評価方法試験0%レポート80%社会学に関する基本的な概念について理解しているかどうか、社会学的な考え方を用いて、社会問題について論理的に説明できるかどうかを評価する。平常点20%各回終了後のレビュー(WasedaMoodle)等への参加度、コメント内容の論理性によって評価する。その他0%科目名社会学概論2担当者名池田祥英社会コース2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要社会学概論1での学習を背景に、本講義ではもう少し具体的な場面においてどのような社会学的概念が用いられているのかを考察するために、社会集団について取り上げる。人間は生まれてから死ぬまで、つねに何らかの集団に属している。たとえ学校や会社に属さず、共に暮らす家族がいないという人でも、かつては家族や施設、義務教育の学校の一員であったはずであるし、あるいは少なくとも今住んでいる地域の一員としての立ち位置から逃れることはできない。その集団のなかでわれわれは直接的に協力しあう場合もあれば、顔を合わせず、また特定の誰ともわからないまま同じ目標に向かって協力しあう場合もあるだろう。この授業では、そうしたさまざまな局面から見た人間の集団について考察する。本授業は全回オンデマンド授業として実施します。授業の到達目標1.社会学における社会集団研究の分析視点を理解できる。2.家族や地域といった個別の社会集団について、これまでの変化についての議論と現代における動向を理解し、それらを説明できる。成績評価方法試験0%レポート80%授業で扱った重要な概念について理解し、文章で説明できるかどうか、社会集団の変容に伴う問題点について論理的に説明できるかどうかを評価する。平常点20%各回終了後のレビュー(WasedaMoodle)等への参加度、コメント内容の論理性によって評価する。その他0%科目名社会調査法1担当者名笹野悦子社会コース2単位春学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要社会学は様々な方法で社会を認識した上で成立する学問である。そのための主要かつ有効な方法の1つが社会調査である。社会調査の領域では、具体的な社会事象を客観的に把握するため様々な手法が開発され、また多くの先行研究が蓄積されている。本講義は、先行研究例をふまえつつ、実践に向けての基礎知識を習得することを目的とする。本授業は全回オンデマンド授業として実施します。授業の到達目標社会調査の基礎的な知識・技法や調査倫理を修得するとともに、社会調査全般についての理解を深め、調査データを読みこなす力をつけることを目標とする。成績評価方法試験0%レポート50%期末レポート(授業内容を正確に理解し、理解に基づいて課題を考察し応用できることを評価する)平常点50%毎回の宿題(提出回数と点数)その他0%科目名社会調査法2担当者名笹野悦子社会コース2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要社会調査によって資料やデータを収集し分析しうる形にまで整理していく方法を学習する。サンプリングから実査後の集計までの方法、質的調査の具体的な手順を理解する。また、社会調査の領域における計量的研究と現象学的な質的研究という異質な方法論の学びをとおして、それらが実証研究において相互補完的であることを理解する。なお、本講義は社会調査法1を履修していることが望ましい。本授業は全回オンデマンド授業として実施します。授業の到達目標社会調査の基礎的な知識・技法を修得する。調査の過程と構成の理解を深め、調査データを読みこなす力をつけることを目標とする。講義―159―

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