文化構想学部シラバス2021
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化が大きく作用している。本講義を通して、心理学とは何か、どのような研究を行っているのかという知識を時代の流れに沿って身に着けてもらいたい。加えて、学史を研究する意義とは何かについて考え、その発展の背後にはどのような社会的要請があったかを考えるきっかけとしてもらいたい。授業の到達目標心理学の発展を時代の流れに沿って理解する。学史研究の意義を理解する。自分の関心のあるテーマについて、歴史を踏まえて説明することができる。成績評価方法試験0%レポート50%1,000文字程度の小レポート3本を予定している。平常点50%毎回の授業後に出席を兼ねた小テストがあります。その他0%備考・関連URL※定期配信のフルオンデマンド授業となります。科目名健康・医療心理学担当者名福川康之心理コース2単位春学期金曜日3時限2年以上―合併科目―授業概要本講義では,特に人の健康や適応と関連する様々な要因とその影響メカニズムを概説する.各回のテーマに即した国内外の研究成果を紹介しながら論じていく.授業の到達目標種種の病気や不適応にと心身の関係について概説できる.医療現場における心理社会的課題及び必要な支援方法について説明できる.さまざまな保健活動において必要な心理に関する支援について説明できる.災害時等に必要な心理に関する支援について説明できる.成績評価方法試験75%講義内容について,専門用語と自分の言葉を駆使して説明できるか,確認するレポート0%平常点15%授業中の発言,授業後の質問など,積極的な授業への参加度その他10%小テストを実施する。科目名人体の構造と機能及び疾病担当者名冨田太一郎心理コース2単位春学期無フルOD1年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要私たちの心身の健康は,人体を構成する細胞,組織,器官の構造や器官系の機能が正常な範囲に維持されて初めて成り立っている。本授業では,それぞれの器官についての位置や形状,構造についての理解(解剖学)と,各器官系の機能および身体全体として各器官を調和させる働き(生理学)を中心に,人体の正常機能と構造について講義形式で学ぶ。また,がん,糖尿病,循環器疾患,遺伝性疾患など,心理的支援が求められる主要な疾病に関しても概説する。授業の到達目標1.人体の成り立ちに関して、細胞から組織、臓器、個体に至る各部の正常な構造と機能を理解し、説明できる。2.人体の正常な機能や構造からの逸脱が、どのように異常を引き起こして疾病に至るかを理解し、説明できる。3.人体の誕生から老化に至る過程において、身体的あるいは精神的な変化をきたす基本的な機序を理解し、説明できる。4.心理的支援が求められる疾患に関して、その予防や治療、現状の課題について理解し、説明できる。成績評価方法試験0%本講義では試験に代えて、レポートによる評価を行います。レポート80%第13回講義で、課題を提示します。課題に関して、講義内容を踏まえて考察することを求めます。レポートの<内容>、<説明のわかりやすさ>、<オリジナリティ>を均等に評価します。平常点20%講義に関して、理解度を確認するための小テスト課題を課します。小テスト課題の得点は評価には含めませんが、期限内の提出回数を平常点評価として考慮します。その他0%評価割合は示しませんが,受講期間内の視聴の有無を評価に考慮します。科目登録期間に配信する講義分については、受講期間を過ぎての視聴も可としますが(2次、3次登録者)、科目登録前に配信された講義はできるだけ速やかに視聴することを求めます。備考・関連URL・公認心理師の受験に必要な科目です。資格試験等の受験を予定する者はそれぞれ受験資格の必要要件(必要単位)についてあらかじめ確認しておくこと。・本授業は全回オンデマンド方式の動画配信による講義の形式で実施します(WasedaMoodle経由で、基本的に週1回のペースで配信します)。各自、講義を視聴してください。また、課題は必ず提出期限内に提出してください(課題と提出期限および提出方法は講義動画と一緒に掲示します)。不明な点があれば、Moodleから連絡してください。・コロナ感染拡大等の状況により、シラバス記載の内容は随時変更となる可能性があります。本講義に関する変更は、随時WasedaMoodleに掲示します。最新の情報を確認するようにしてください。・科目登録期間に配信する講義に関して、2次、3次登録者は科目登録前に配信された講義も速やかに視聴することを求めます。小テスト課題に関しても同様です。講義―156―

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