文化構想学部シラバス2021
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5)国際保健分野における主要アクターを述べられること。成績評価方法試験30%ミニクイズ(計10回):10%中間試験:20%レポート30%期末レポート:30%平常点20%授業ディスカッションへの参加:20%その他20%ロールプレイエクササイズ:20%備考・関連URL各回の講義内容は授業計画のように予定していますが、時間の関係で若干変更が生じる場合もあります。科目名リスク社会と地域開発担当者名野坂真構築2単位春学期日曜日7時限1年以上―合併科目―本科目の情報はWebシラバスを参照ください科目名地域の独自性を生み出すメカニズムを考える担当者名野坂真構築2単位秋学期日曜日7時限1年以上―合併科目―本科目の情報はWebシラバスを参照ください科目名哲学専門講義1(ドイツ哲学/現代哲学)哲学的歴史理論の射程担当者名鹿島徹哲学コース2単位春学期火曜日4時限2年以上―合併科目4授業概要歴史をめぐる理論的諸問題を考察し、現場で作業を行う歴史研究者との対話をも試みながら、ひるがえって歴史のもつ人間の生への意義を明らかにする営み―それがこの講義で言う哲学的歴史理論です。その試論を講義担当者はすでに可能性としての歴史(2006年)と危機における歴史の思考(2017年)において公にしました。それらの成果を整理して伝えるとともに、未解決の問題に新たにアプローチするべく、この講義は行われます。講義は4部構成で行ないます。I.歴史という言葉の意味するものII.歴史言明の論理構造III.人間存在の歴史性IV.歴史意識大枠において講義担当者の立場に基づいて進めますjが、個々の点に関して20世紀の哲学的歴史理論(ハイデガー、ベンヤミン、ダントー、ミンク、マッキンタイア、リクールなど)を紹介してゆきます。哲学が自明化されたものを改めて問い直す営みであるとするなら、歴史という自明な、しかし実のところはその内実が不明な事柄について考察することは、哲学のひとつの具体的な営みでありましょう。この意味での哲学的な試みを、この講義では展開したいと思います。授業の到達目標歴史を考えるにあたっての哲学的思考の意義について、一通りの理解をえること。成績評価方法学期末試験(レポート形式)による備考・関連URLzoomを用いたリアルタイム授業形式で行います。開始直前にMoodleを通じて招待URLを公開します。zoomのアカウント取得やWiFiなどのチェックを行っておいてください。全体として可能なかぎり双方向的に進め、チャットによる質問、直接画面に登場しての発言を歓迎します。講義時間外においてもメールやzoomにより質問その他を受け付けますので、内容の理解に困難を感じる方、異論をお持ちの方など、ぜひ御利用下さい。科目名哲学専門講義2(英米哲学/現代哲学)分析哲学入門担当者名伊藤遼哲学コース2単位春学期火曜日3時限2年以上―合併科目―授業概要19世紀の終わりから現在に至るまで英語圏を中心に行われてきた哲学の営みは分析哲学と呼ばれる。もちろん分析哲学と一口に言っても、その内実は多様であり、扱われるトピックも多岐にわたる。この授業では、こうした多様性を踏まえて、分析哲学という営みにこれまで現れた主要な考えをトピック毎に紹介する。受講者には、抽象的な思考について理解を深めてもらうために各回ワークに取り組んでもらう。分析哲学の発展の歴史は数理論理学の発展の歴史と結びついている。授業で扱うトピックのうちいくつかでは、必要最小限の範囲で、数理論理学の初歩的な内容を紹介する。見慣れない記号がでてきても、自ら手を動かしてワークに取り組むことでそうした記号になじんで頂きたい。講義―140―

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