文化構想学部シラバス2021
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平常点80%毎回の小レポート他その他0%―科目名現代日本社会論国際移民と市民権の諸問題担当者名樽本英樹構築2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要グローバル化という世界的な社会変動のなか、国境を越える人の移動はますます活発になっている。その結果、社会においてメンバーでない人やメンバーと見なされにくい人が居住・滞在していることが常態となっている。日本も例外ではない。少なからぬ外国人・移民が流入し滞在し定住しているのである。いかにして社会秩序を維持していくことができるのだろうか。いかにして外国人・移民とマジョリティ双方のライフチャンスを保障することができるのだろうか。以上の問題に関して、日本を対象とし英国など他の先進産業国と比較しながら市民権論の視角から論じていく。授業の内容や順番については受講生の反応を見ながら柔軟に対応していく。本授業は、オンデマンドによって提供する。授業の到達目標人の国際移動に関して、英国など他の先進産業国と比較しつつ日本の特徴を理解すること。移民・外国人に対するホスト社会における市民権付与の重要性を理解すること。成績評価方法試験0%実施せずレポート70%授業全体の理解度を見るために学期末に行う。平常点30%授業時のグループワークの参加度を見る。その他0%該当なし備考・関連URL本授業はMoodleによりオンラインで提供する。授業に積極的に参加する者のみが履修のこと。科目名市民意識論市民社会の担い手としての私を自覚する担当者名熊本博之構築2単位秋学期水曜日3時限2年以上―合併科目―授業概要市民という言葉を含む用語は枚挙にいとまがない。市民運動、市民社会、市民参加、市民団体、果てはプロ市民なる揶揄的な言葉まで生み出されている。だがしかし、こうした多様な市民像は、市民というこのとらえどころのない言葉のもつ、核となるイメージを逆照射してもいる。それは、主体的になんらかの行為をなそうとする意思を持った個人というイメージである。本講義では、この主体的になんらかの行為をなそうとする意思を持った個人としての市民の、現代社会における意義、果たしうる役割等について理論的、実証的に考察していく。授業の到達目標・市民社会をめぐる様々な理論枠組みや市民社会を左右する諸要因について理解し、自らの言葉で市民社会について論じることができるようになる。・自分自身も市民社会の担い手であることを自覚し、市民社会の構築に貢献できるようになる。成績評価方法試験0%レポート80%日本社会と市民意識について考察したレポートを提出してもらいます。平常点20%授業の感想や授業内容に対する意見をMoodleのレビューシートに入力してもらいます(100字以上)。その回数を元に評価します。その他0%科目名地域・都市の歴史近代都市形成の諸相担当者名森田貴子構築2単位秋学期無フルOD2年以上―合併科目フルオンデマンド授業概要明治初年から第二次世界大戦までの日本の都市を取り上げ、近代都市がいかに形成されてきたのか、前近代から近代への移行について、都市計画、都市財政、都市行政、都市と社会問題、インフラストラクチャーなど、近代都市形成について多角的な観点から取り上げる。*本授業は、全回フルオンデマンド授業として実施する。授業の到達目標本講義は、近代日本において、都市がいかに形成されてきたのか、歴史的事実に基づき考察することを目標とする。成績評価方法試験0%―レポート20%学期末のレポート平常点80%毎回の小レポート他その他0%―講義―127―

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