文化構想学部・文学部
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School of Humanities and Social Sciences文学部嶋﨑 尚子東京女子大学文理学部社会学科卒業。早稲田大学大学院文学研究科社会 学専攻修士課程修了、同博士後期課程単位取得退学。早稲田大学助手、放送大学専任講師、助教授、早稲田大学文学部助教授を経て2001年より早稲田大学文学学術院教授。現在は早稲田大学文学学術院長ならびに 文学部長を務める。専門分野は社会学、ライフコース論、家族社会学。長く 炭鉱の研究に取り組み、文学部の社会学演習では、3年生・4年生とともに各地の産炭地を訪問している。調査フィールドの釧路では乗馬も楽しむ。文学部長Shimazaki Naoko 早稲田大学文学部の最大の特色は、哲学系、文学系、史学系からなる18の専門コースを揃える、人文科学領域における網羅性です。1890年の文学科創設から130年以上にわたり連綿と受け継がれる伝統の上に、充実した学習・教育カリキュラムを用意しています。 複雑に変容を続ける社会や、人間を深く理解するための道具として、文学部のそれぞれの学問はあります。その学びは、「知の蓄積を真摯に受けとめること」に始まります。もちろん自分なりの意見や好みもあって当然ですが、それとは別に、ものごとを俯瞰するもう一つの目を持ち、先入見を排して学びを進めてほしいと思います。そうすることで、現在、さらには未来の時代での展開を見据えた考察が可能になるでしょう。また、自分と違う状況の人を想像する手がかりも得られるはずです。コロナ禍で世界の状況が大きく変わるなかで、個別の現象の背景にある人間社会の本質や、世界における日本の今を見極める上でも、「人間、社会と出会う」人文学の学びの価値は大きいと確信しています。 2年次からコースに進級したあとも、専門分野を究めることと並行して、多彩なブリッジ科目を通して ぜひ意識的に視野を広げてください。専門性とともに 培った幅広い教養は、現実の課題に対してさまざまな角度から解決法を探る力となり、また同時に、この先の人生をより豊かなものにするはずです。 知の蓄積を受けとめ 人間、社会と出会う。Dean's Message15

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