学部入学案内
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コミュニケーションの楽しさを知り 間違いを恐れず、自由に意欲的に取り組めるようにAWADE*は所属する政治経済学部の必修科目として1年次に履修しました。授業は最大12人の少人数制で、ペアワークをしたり、先生からのフィードバックを共有したり、たくさんの刺激を受けながら、学生同士が自然と打ち解けやすい環境で学ぶことができます。人数が少ない分、一人ひとりが話す回数が多いのも特長です。課題へのフィードバックも、 文章の主題はどこなのか、文章量の配分や同じ単語の繰り返しへの指摘など、細かく見てもらえます。また、授業を担当するアペール ランディ先生が授業中によくしていたカナダの話に興味を持ったことがきっかけで、夏休みにはカナダへの語学留学にも挑戦。AWADEと留学を経て、英語を使う時に間違いを恐れなくなりました。間違うことへの恐怖から発信する機会を失っていた頃より、気負わずに英語が書けるようになったほか、使う量が増えたことで語彙力もつき、実力が上がっていくことを実感できました。今は外資系企業でインターンをしており、日頃から英語を使い続けるようにして います。高校生までの英語の授業と比べて、AWADEでは 英語を実践的に使うことが主体になります。試験を前提として正しさだけを求めていた学びから、伝えること、発信することへと、英語に対する価値観が変わるはずです。*Academic Writing and Discussion in English吉留 寛人 Yoshidome Hiroto政治経済学部 経済学科 2年兵庫県立神戸高校出身APPEL, Randy Fredアペール ランディ フレッドグローバルエデュケーションセンター 講師「言葉を操る」とは、正しい文法や単語を使うことだけではありません。より効果的にコミュニケーションを図るためには、適切な文章構成や構造、自らの主張を支える根拠が大切で、それこそがAWADEの目指す所です。このプログラムでは、自身の考えを英語でどのように明確かつ説得力を持って表現 するかを学びます。身に付けた知識は、学業のみならず、今後皆さんが地球市民の一端を担う上で 重要になります。自分の考えを表現するために必要な方法を繰り返し練習・実践することで、自信を 持って自分を表現できるようになるはずです。本科目はライティング科目ではありますが、効果的なコミュニケーションを図れるようになることに力を入れています。授業を受けた皆さんが、世界中の人々と英語を使って自信を持って交流し、国際社会に貢献できるようになることを願っています。担当教員より文法や語彙だけではない、「未来の地球市民」に必要な英語コミュニケーション力を身につける16の早稲田で思考力を鍛える世界で輝く

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