学部入学案内
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こんな学びが面白い!科目紹介1969年に誕生したインターネットは我々の社会インフラに深く浸透し、人類は地球を覆う巨大なネットワークを使ってさまざまなイノベーションを生み出しています。インターネットの仕組みの理解に焦点を当て、下位層の物理層から上位層のアプリケーション層まで、それぞれの層の関連性を交えつつ一気通貫で学習します。ウェブ、P2P、ブロックチェーンをとりあげ、それらの動作原理や限界について、また、セキュリティに関する基礎も学びます。マイクロ波フォトニクスは電子技術、光技術、無線技術の融合で、高い周波数の信号(マイクロ波、ミリ波などの電波)を光で発生、伝送、検出する技術の総称です。電波をそのまま光ファイバに閉じ込め必要な空間に放射させることが可能で、次世代電話(5G)での活用が期待されています。なぜ光で電波を送れるのか、そのメリットは何かというマイクロ波フォトニクスの基礎を解説し、最新の動向や電波天文、レーダなどの応用分野を紹介します。機械製図法に関する基本的な技術、規則を習得して、作図力と読図力の能力を高めることが目的です。図面の基礎、図形の表し方を学んだ後、寸法記入法、幾何公差と普通公差などを取り扱っていきます。同時に、CADの基本的な操作法や製図記号の記入の仕方を学び、実際に簡単な図面を描いてその表現方法を体得します。教員はほかに、竹澤晃弘先生、金井晴詩先生、三上誠先生も担当しています。科目担当〈専門分野〉 トライボロジー〈他の担当科目〉 機械設計法F、トライボロジー1科目担当〈専門分野〉 光無線融合システム〈他の担当科目〉 電磁気学A科目担当〈専門分野〉 情報セキュリティ〈他の担当科目〉 情報セキュリティ基礎、情報セキュリティ、サイバー攻撃対策技術の基礎インターネットの要素技術と応用を豊富な具体例を通じて学びます。映像制作実習Ⅰでは、フィクション映画の制作を目標として、企画・脚本プレゼンテーション、講評を行います。企画やシナリオについて学んだ後、各自が発表したプロットの中から数本を選び、グループを編成してシナリオを完成させます。続くⅡではⅠで作成した脚本を元に、グループに分かれて撮影・録音・ 編集作業を行い、講評を交えながら作品の完成を目指します。学内・学外の作品上映会の企画・プロデュース、広報、 宣伝まで学生が主体的に行います。科目担当〈専門分野〉 映画・映像制作〈他の担当科目〉 テレビ論、マスターズ・オブ・シネマⅠ・Ⅱ技術のみならず、共同作業を通じてものづくりに対する姿勢や考え方を知ってほしいと思います。5Gとその先を支える光と電波の融合技術を深掘りします。製図を学ぶと自分のアイディアを図面を通して人に伝えられます。情報通信ネットワークA機械科学・航空宇宙学科電子物理システム学科情報通信学科マイクロ波フォトニクス表現工学科機械製図法F映像制作実習Ⅰ・Ⅱ数学基礎論では、純粋数学の基礎を構成する「論理」、数学の正しさを保証する「形式的証明」と「意味論」、そして「メタ数学」と「オブジェクトとしての数学」などを数学的に解析します。 この講義では数学基礎論の基本である命題論理、述語論理、モデル理論、コンパクト性定理について学んでいき、ゲーデルの完全性定理と不完全性定理を 理解することが目標になります。また、超準解析などの応用的なトピックについても解説していきます。科目担当〈専門分野〉 数学基礎論、 公理的集合論〈他の担当科目〉 数学A1、 基礎の数学「公理、推論、証明」などを形式化し数学的に分析していきます。数学基礎論A・B数学科薄葉 季路 教授富岡 淳 教授川西 哲也 教授森 達哉 教授是枝 裕和 教授https://www.fse.sci.waseda.ac.jp/faculty/教員紹介は学部ウェブサイトをご覧くださいhttps://www.wsl.waseda.jp/syllabus/JAA101.php〈シラバス検索〉102

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