学部入学案内
90/198

Student's Voiceキャンパスの建物の設計思想も参考に 周囲と調和する建築の大切さを学びましたOB•OG Voice企業との共同研究からコンサルティング志望に 大変革期にある業界で企業の成功を支援したい卒業後の進路卒業後の進路その他 13.4%大学院進学 66.2%情報サービス業 2.9%運輸業 1.7%専門サービス業 1.9%建設業 6.8%通信業 1.4%地方公務員 1.4%電気機械器具製造業 2.4%不動産業 1.9%時間割モデル【環境資源工学科1年、3年生の例】  ※ 掲載されている情報には2019年4月時点で名称変更があったものや開講されていないものが含まれます。MONTUEWEDTHUFRISAT1時限9:00▲10:30創造理工リテラシー微分積分英語化学2時限10:40▲12:10理工学基礎実験ⅠA微分積分3時限13:00▲14:30線形代数仏語ⅠB4時限14:45▲16:15地球科学科学・技術の社会史力学5時限16:30▲18:00環境資源工学の展望生命科学概論6時限18:15▲19:457時限19:55▲21:251年生の時間割MONTUEWEDTHUFRISAT1時限9:00▲10:30応用数学及び演習2時限10:40▲12:10油層工学の基礎労働衛生工学岩盤力学3時限13:00▲14:30世界の宗教地圏物理探査工学憲法I4時限14:45▲16:15環境地質学環境資源工学実験A5時限16:30▲18:00応用物理科学及び演習A6時限18:15▲19:457時限19:55▲21:253年生の時間割株式会社野村総合研究所東京都・海城高校出身2008年卒業(創造理工学部 経営システム工学科)2010年修了(大学院修士課程 経営システム工学専攻)佐藤 仁人創造理工学部 建築学科2年神奈川県・公文国際学園高等部出身米澤 実紗● パナソニック● 日立製作所● 富士通● 本田技研工業● 前田建設工業● 三菱重工業● 三菱商事● 三菱電機● 山下設計● リコーなど● アクセンチュア● 安藤・間● NTTデータ● NTTファシリティーズ● 大林組● 鹿島建設● キヤノン● 国家公務員総合職● JR東日本● JFEスチール● 資生堂● 清水建設● 新日鐵住金● 石油天然ガス・金属鉱物資源機構● ソニー● 大成建設● 竹中工務店● 東京瓦斯● 東京地下鉄● 東京都職員Ⅰ類● 都市再生機構● 戸田建設● トヨタ自動車● 西松建設● 日建設計● 日産自動車● 日本工営● 日本航空● 日本総合研究所● 野村総合研究所● パシフィックコンサルタンツ〈学部卒業者および修士課程修了者の主な就職先一覧〉※ 進路データは2018年3月卒業者・修了者の実績です。小学生の頃から絵を描くことやデザインするのが好きでした。その興味を得意な理系分野で活かせるのが建築学科だと知り、特に建築工学と建築芸術の両分野に力を入れている早稲田を選びました。1年次の講義で驚いたのが「建築と社会」です。これは威圧感をなくすよう 正門から角度をずらして建てられたという大隈講堂をはじめ、キャンパスの各建物に息づく 早稲田建築の精神を学ぶもので、周囲の環境への配慮、利用者の心理まで考える奥深さを知り、単に建物を設計するだけが建築ではないと実感。また「建築表現Ⅰ・Ⅱ」では、キャンパスの建物や有名建築のデッサン、設計図のトレースなどを通じてその特色を学び、同時に製図の技術も磨き ました。2年次になると特定のテーマをもとにアイデアを考え、表現する講義や実習が増えました。「地域と人々の暮らし」や「時間経過による暮らしと建物の変化」などのテーマが多く、この学科では周囲と調和し、地域や住む人と一緒に成長・変化する設計を大事にしていると感じています。私もそうした建築やデザインを目指したいと考え、地域や暮らし方の多様性をもっと深く学んでデザインの 質を高めるため大学院に進学したいと思っています。数学や物理は得意でも研究職志望ではない私にとって、理系の視点で経営課題を解決 する経営システム工学科は魅力的でした。学ぶ内容は企業経営の分析から情報システム まで幅広く、中でも「感性品質の向上」というテーマ、企業の課題を共同研究で解決する 研究手法に惹かれて棟近雅彦先生の品質マネジメント研究室を選びました。学部時代は ビール会社との共同研究で、消費者が「商品を取り出しにくい」と感じる箱について、 取り出しやすい開け方を示唆するデザインに変えて改善に成功しました。大学院では電子機器メーカーと共同研究を行うなか、将来もさまざまな企業課題の解決を支援 したいと考えてコンサルティング会社を志望。早稲田の先輩を頼って各社の話を 聞き、インターンでの経験も参考に野村総合研究所に入社しました。現在の専門であるエネルギー領域は、電力・ガスと情報通信など異種サービスの統合化・高度化で急速に変化を遂げています。それを踏まえ、最近では日本のエネルギー会社の優れた技術を活かし、異種サービスの統合化などを大きなビジネスにする事業戦略を提案しており、海外進出など「世界で活躍する企業」を実現する一助となるのが目標です。86

元のページ  ../index.html#90

このブックを見る