学部入学案内
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国の育英事業である日本学生支援機構奨学金(貸与)は、採用数が多く、採用されると所定の単位数を取得していれば原則として標準修業年限は継続して受給できる安定した奨学金制度です。無利子貸与の「第一種奨学金」と有利子貸与の「第二種奨学金」があります。学部学生の6,500名以上(2019年3月現在)がこの奨学金を利用しています。※日本学生支援機構奨学金には、大学入学前の予約採用制度(貸与・給付)があります。 詳細は出身高校にお問い合わせください。早稲田大学では学内奨学金のほか、日本学生支援機構が提供する奨学金、民間団体や各地方公共団体による奨学金が多数用意されており、学内奨学金との併用も可能です。それぞれの奨学金によって、給付・貸与の別、奨学金額、出願資格、選考基準などが異なりますので、詳しくは奨学課までお問い合わせください。約110の団体からご支援をいただいています。そのうち約8割は給付奨学金です。大学を通じて募集するものと、都道府県・市区町村で直接募集するものがあります。直接募集するものは、出身高校の所在地や保護者が居住している地域の教育委員会にお問い合わせください。学外奨学金 (2018年度実績・留学生を除く)「めざせ!都の西北奨学金」の受給が 東京で学生生活を始める心の支えにも 高校時代に地域創生に関わる機会があり、社会構築論が学べる文化構想学部に魅力を感じて進学しました。将来は、地元の宮崎に戻って街のコンサルティン グに関わりたいと考えています。社会構築論への興味は変わりませんが、1年次の授業で文芸ジャーナリズム論も面白いと思うようになりました。今は点の学びも、いずれは線になっていくよう、知識をつなぐ意識を持っていることが大切なのだと思います。宮崎の母校から早稲田に進学する人は少なく、東京の学生生活について具体的な情報のない中で「めざせ!都の西北奨学金」を受けられたことは心の支えになりました。親に負担をかけているという心理的なプレッシャーも軽減されます。単にお金の支援ではなく授業料の免除とあって成績の維持も必要ですし、奨学金は校友の方々からの寄付で成り立って いるので、しっかりと勉学しなくてはという思いにもなります。早稲田には さまざまな奨学金があります。経済面、精神面ともに心強い支えとなってくれる 奨学金を活用して、大学院へ進学し、東京で就職することが当面の目標です。奨学金名称給・貸目的とあらまし奨学金額(月額)出願資格(受給人数)選考基準日本学生支援機構第一種奨学金[無利子]貸与国の育英奨学事業で、経済的理由により修学困難な者に学資を貸与することによって、社会に貢献する人材を育成することを目的とします。学部自宅生: 20,000円、30,000円、40,000円、54,000円学部自宅外生: 20,000円、30,000円、40,000円、50,000円、64,000円全学部1 ~ 4年生(約3,100人)家計・人物・学業成績日本学生支援機構第二種奨学金[有利子]貸与20,000円~120,000円から選択(10,000円きざみで選択可能)全学部1 ~ 4年生(約3,400人)民間団体奨学金給付・貸与団体によって異なる団体によって異なる(約410人)団体によって異なる地方公共団体奨学金給付・貸与団体によって異なる(約90人)Student's Voice日本学生支援機構奨学金民間団体奨学金地方公共団体奨学金文化構想学部1年宮崎県・日南学園高校出身米倉 伸哉単位:万円家族構成(例)学 部給与収入の限度額(目安)※世帯の税込み総収入額その他の所得の限度額(目安)※世帯の総所得額第一種第二種第一種第二種3人家族 父・母・本人 (自宅外)文系約 804約 1,119約 396約 711理系・人科・スポーツ科・国教約 848約 1,163約 440約 7554人家族父・母・本人(自宅外)・兄(私大の自宅外)文系約 1,001約 1,344約 593約 936理系・人科・スポーツ科・国教約 1,045約 1,388約 637約 980● 日本学生支援機構奨学金の2018年度収入基準(目安)● 奨学金受給モデルケース自宅外通学 Aさんのモデルケース内 訳日本学生支援機構奨学金(第一種)768,000円(6.4万円/月)校友会給付奨学金400,000円アルバイト480,000円(4.0万円/月)年 額 1,648,000円154

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