学部入学案内
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WASEDAWASEDA建学の理念を現代社会にふさわしい形で実現することを目指して三大教旨からWaseda Vision 150へ模範国民の造就世界へ貢献する人送り出す学生こそ大学の最大の成果です。早稲田大学は、世界の何処にあっても、どのような困難に直面しようとも、自らの意思で状況を切り拓くことのできる知恵と勇気、しなやかな感性を持った地球市民を育成していきます。学問の活用世界へ貢献する道学問研究は学理の考究にとどまらず、文化・社会・産業への活用の道を拓くことによってさらに発展します。早稲田大学は、学理考究とそれに裏付けられた実践との相互作用を通して新しい時代を切り拓いていきます。学問の独立世界へ貢献する礎あらゆる制約から解放された自由な批判精神が学問の独立の礎です。早稲田大学は学生・教員の自律的かつ自由な相互作用の中で学問研究を行い、その成果を世界に発信して学問の創造と発展に貢献していきます。Vision 1世界へ貢献する高い志を持った学生Vision 2世界の平和と人類の幸福の実現に貢献する研究Vision 3グローバルリーダーとして社会を支える卒業生Vision 4アジアの大学のモデルとなる進化する大学“Waseda Vision 150”4つのビジョン早稲田大学 三大教旨早稲田大学は学問の独立を全うし 学問の活用を効し模範国民を造就するを以て 建学の本旨となす早稲田大学は 学問の独立 を本旨と為すを以て之が自由討究を主とし 常に独創の研鑽に力め以て 世界の学問に裨補せん事を期す早稲田大学は 学問の活用 を本旨と為すを以て学理を学理として研究すると共に 之を実際に応用するの道を講し以て 時世の進運に資せん事を期す早稲田大学は 模範国民の造就 を本旨と為すを以て個性を尊重し 身家を発達し 国家社会を利済し 併せて広く世界に活動す可き人格を養成せん事を期す小野 梓が「学問の独立」を宣言小野梓は、立憲改進党の結成や東京専門学校の創設に精魂を傾けた人物です。大隈重信の意志に骨格を与え肉をつけ、具体的な形に整えていきました。東京専門学校の開校式で演説を行い、「学問の独立」を宣言したのも小野梓でした。創設当時の「学問の独立」には二つの意味がありました。一つ目は外国の学問や支配からの独立を目指し、当時東京大学では外国語で講義を行っていましたが、日本語による講義を行い誰もが学べるようにしたことです。二つ目は政治から学問を独立させることで、これはやがて「権力からの独立」へと発展していきます。15

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