学部入学案内
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■ 大学院生の声を集めました 2016年度第35回「学生調査報告書」よりQ.大学院進学理由は何ですか?(複数回答可)1位 学部で学んだ学問をさらに探究したい(58.8%)2位 大学教員を目指している(34.3%)3位 希望の職種に就職するために不可欠なより深い知識を得るため(33.7%)4位 学部で学んだ学問とは違った分野の学問を学びたい(26.2%)1位 学部で学んだ学問をさらに探究したい(76.0%)2位 希望の職種に就職するために不可欠なより深い知識を得るため(35.7%)3位 就職する意志がなかった(19.5%)4位 研究所・シンクタンクを目指している (12.3%)1位 希望の職種に就職するために不可欠なより深い知識を得るため(39.6%)2位 現在の仕事においてスキルアップを図るため(37.3%)3位 国家資格を取得するため(33.0%)4位 学部で学んだ学問をさらに探究したい(23.6%)大学院文系(回答者数347名)大学院理系(回答者数375名)専門職大学院(回答者数437名)研究科により共同大学院やダブルディグリー制度を設けているほか、協定大学での研究指導を受けることも可能早稲田大学では、共同大学院として先進理工学研究科に3つの専攻を設置しています。さらにシンガポール国立ナンヤン理工大学ナンヤンビジネススクールとのダブルMBAプログラムをはじめとして、研究科によりダブルディグリー制度を設け、2つの大学の学位を取得する道が開けています。また、京都大学、慶應義塾大学、東京大学との間で「大学院教育における大学間学生交流協定」を締結し、活発な交流を展開しています。この協定によって各大学の研究科間で学生の派遣と受け入れに関しての協議を行い、合意がなされた場合、協定大学での研究指導を受けることができます。さらに、学生が安心して学業・研究活動に励めるよう、奨学金制度を充実させており、学内の奨学金はすべて返済不要の給付奨学金です。奨学金受給希望者のうち、修士課程では7割以上、博士後期課程では9割以上の学生が奨学金を受給しています。阿部 平Abe Taira岩手県立一関第一高校出身スポーツ科学部 スポーツ医科学コース 卒業スポーツ科学研究科 スポーツ医科学研究領域 修士課程2年一人だけでは絶対に良い研究はできない研究者として成長させてくれた出会いに感謝 高校までサッカーをしており、自分自身の怪我の経験からスポーツ医学に興味を持ち、スポーツ科学部に入りました。鳥居俊先生のゼミで学んでいくうちにアスリートだけではなく、一般の方々の怪我の予防、健康的に運動ができるサポートについて研究したいと考えるようになりました。学部生時代のゼミでは、発育期に起こる脚の障害について研究しましたが、それをさらに深めたいと思い、大学院に進学しました。 修士課程では、あまり研究が進んでいない、「踵の下にあるクッション組織の特徴を明らかにする」というテーマに取り組みました。周りの協力を得ながら、約1,000人の踵を調査し、体格が組織に影響を及ぼしていることを明らかにしました。また、踵に痛みを抱える人の原因を探るため、シューズメーカーの方と意見を交わしたこともあり、今後のシューズ開発の一助になればと考えています。研究の過程では「一人で考えていては絶対に良い研究はできない」ことを学びました。大学院は、世界中から志の高い仲間や優秀な先生方が集まり、レベルの高い知見やヒントを得られる環境です。これは研究者としての自分を大きく飛躍させてくれる貴重な経験であり、出会った多くの方々に心から感謝しています。STUDENT'S VOICEやや満足している 45.0%あまり満足していない 4.0%満足している 49.7%満足していない 1.3%やや満足している 48.0%あまり満足していない 6.9%満足している 43.0%満足していない 2.1%Q.現在の研究指導に満足していますか?Q.現在の授業・研究環境に満足していますか?大学院129

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