学部入学案内
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■ 科目および卒業必要単位数学科科目区分内容必要単位数人間環境科学科健康福祉科学科人間情報科学科人間科学基礎科目入学直後に必要な知識と学びへの姿勢を学ぶ導入科目と、人間科学および人間環境科学・健康福祉科学・人間情報科学への理解を深める基礎科目からなる科目群です。6以上リテラシー科目データ専門科目を学ぶにあたり必要なスキルの修得を主眼とし、おもに1・2年次教育において共通基礎力の養成を担う科目群です。8以上日本語2英 語6以上外国語(英語以外)4以上人間科学教養科目人間および「人間科学」を理解するための基盤形成を担い、専門分野を超えて共通に求められる知識や思考法などの知的な技法の獲得、および人間としてのあり方や生き方に関する深い洞察を導く科目群です。8以上専門科目Ⅰ(実験調査研究法)専門科目のうちゼミに進む前に基本として身につけて欲しい研究調査の方法論を、実験・実習・演習等の形式により実践的に学ぶ科目です。6以上Ⅱ-A(基盤科目)人間科学部が擁するさまざまな専門性を理解する上で、その初段階としての「ミニマム・エッセンス」を講義形式で学ぶ科目です。6以上Ⅱ-B(発展科目)人間科学部が擁するさまざまな専門性についてのより高度で個別的な内容や、インターディシプリナリー(分野横断的)な研究内容を講義形式で学ぶ科目です。32以上専門ゼミ専門ゼミは、3年次の「専門ゼミⅠ・Ⅱ」(春学期・秋学期)が必修であり、そこで学んだ知識や研究調査法を「卒業研究」に結実させるための場です。8卒業研究4年次には必ず「卒業研究ゼミ」に所属し、指導教員のもとで卒業研究を行い、論文を提出します。12他箇所設置科目他学部設置科目、全学オープン科目などを卒業単位に含めることができます。0 ~ 26人間環境科学科健康福祉科学科人間情報科学科〈合計 124単位以上〉 ※ 科目の中には登録制限単位に関わらず登録できる一方で、卒業単位には算入されない科目があります。これを「自由科目」と言います。人と環境の関わりを重層的・学際的に理解し、未来に向け、相互のより良い関係を持続していくための教育・研究を行っています。健康福祉科学における今日的テーマをはじめとした広範な学びの体系により、健康福祉のスペシャリストを育成します。人間を「情報」という切り口から、科学的に理解し解明することを目的としています。人間がどのように情報を取り入れどのように活用していくのか、そのプロセスから応用までを含めた情報の全体が研究対象となります。人間と環境の関わりを、ダイナミックに探究グローバル社会を担う、新たな健康福祉をデザイン「情報」という視点から、人間に科学的にアプローチ住居や街、家族、地域コミュニティなどを環境として捉え、それぞれの中で心や行動がどう形成され変化していくのかを環境科学の立場から研究します。心理・行動系個人と環境との相互作用を踏まえ、心理行動面から健康・福祉を推進する教育と研究に取り組んでいます。臨床心理士など心理学領域の対人援助職を目指す場合には、本格的な教育・訓練を受けることができます。特に、認知・行動療法では、わが国有数の教育・研究環境を有しています。臨床心理系環境生態学、地球環境科学、環境管理計画学、水域環境科学、野生動物保全管理学などをテーマに、地球上における資源のネットワークなどから環境問題を研究します。生物・環境系人間がより健康的に生きるために不可欠な生命現象を体系的に学ぶため、健康科学・生命医科学の基礎的な知識を提供します。健康を支えるための内的な条件(運動・栄養・休養)と、外的な条件(環境)に対する人間の適応や行動を学習し、健康増進の方法を考えます。健康・生命系コンピュータ・サイエンスの理論を人間科学へどのように応用していくのか、デジタルメディアによる効果的な表現方法とは何かなどの研究を行います。情報科学系成長過程にある人間が教育の場面でどのように情報と関わっていくのか、ウェブ教育が教育の質をどのように変えていくのかなどの研究を行います。教育工学系家族社会学や都市社会学をはじめ、社会人類学、人口学、環境社会学などの領域から、社会的環境にまつわるさまざまな問題を研究します。社会系保健と社会福祉に関する知識および技能を身につけ、人間の尊厳とwell-being の実現を目指して、教育・研究を行っています。保健と福祉に関する幅の広い学びを重視し、さまざまな社会の分野で人々に貢献できる人材を育成することを目指しています。保健福祉系情報処理心理学、色彩認知科学、認知心理学などをテーマに、さまざまな情報を人間がどのように処理・反応していくかというプロセスについて研究します。認知科学系言語という情報を利用して、人間がどのように社会や環境と関わりを持つかを研究します。非言語コミュニケーション研究もここに含まれます。コミュニケーション学系考古学や文化、ことばの側面から環境を捉え、人と人、人とモノの関係を研究。考古学、文化人類学、科学史・科学哲学などの科目も設置しています。文化系医療・福祉および関連領域の臨床現場を推進・管理する力を備えた人材の育成、臨床と科学技術の関係を基盤として健康で生きがいを持って暮らしていくための工学的支援の研究、臨床現場における社会文化的な諸問題を解決する人間学的研究を行うことを目標とします。医工人間学系人間と周辺環境の接点をヒューマン・インターフェースという立場から考え、人間により快適な生活をもたらす情報制御のあり方とは何かを研究します。人間工学系118

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