学部入学案内
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STUDENT'S VOICE■ 教育システム人間活動を支援し、かつ地球環境に調和する空間・装置・コミュニティ創出技術と環境システム技術に関する教育と研究を展開社会文化領域生 活より安心・安全な社会基盤と豊かな生活づくりに貢献する。人 間国際的視野を持ち、世界に認定される技術をもつ人材を育成する。環 境地球規模の資源、環境、防災などの諸問題に取り組む。1学年2学年3学年4学年大学院建築学専攻建築学科総合機械工学専攻総合機械工学科経営デザイン専攻経営システム工学専攻経営システム工学科建設工学専攻社会環境工学科地球・環境資源理工学専攻環境資源工学科学科ごとに入学時から専門教育 学部・大学院一貫教育自然災害による被害を未然に防ぐとともに安全かつ安心で暮らしやすい環境を造りたい 茨城県つくば市で生まれ育った私は、つくばエクスプレスの開通によって街の様子が大きく変わっていくことを目の当たりにした経験から、都市開発やまちづくりに興味を抱きました。交通の便が良くなることで人の往来が生まれ、発展していく。社会環境工学科では、このような都市発展に必要な要素や防災など、人の暮らしに関わる知識や技術を総合的に身につけることができます。その中で特に私が関心を持ったのが、「都市浸水」の分野です。近年、日本で下水処理の設計値を超える豪雨が多発している現状をふまえ、そうした災害による被害を未然に防ぐとともに、その街に暮らす方々の安全をどうやって守るのかというアプローチで、研究を進めていこうと考えています。 早稲田はどの分野にも第一線で活躍されている先生方がいて、最先端の研究に取り組むことができます。入学前にはこれほど研究に没頭できる大学というイメージはありませんでした。また、留学プログラムや社会人の方から直接お話を伺う機会も豊富で、成長のチャンスがあちこちに転がっている大学でもあると思います。大学院修了後の将来に向けて、そうしたチャンスも積極的に活用していきたいですね。石油掘削技術から大気・水質汚染、リサイクルまで幅広い領域について学べることが魅力です 中学3年生の時に福島の原発事故が起こり、政府の事故対応やその後の原発政策などに問題意識を持った私は、日本のエネルギーについて提言できる立場になりたいと考えるようになりました。そのために選んだのが環境資源工学科です。ここでは石油掘削技術をはじめとする資源開発、大気・水質汚染、リサイクルや環境など幅広い領域について学べます。好奇心旺盛な私は、入学してから全学オープン科目を含めて幅広い分野の科目を履修し、1年次の夏にはオーストラリアへの短期留学も経験しました。 今、最も関心のある授業は「環境資源経済論」です。理系の知識だけでなく、資源の分配を経済や企業の立場から捉えていく、より現実的な学びに興味をそそられます。毎回グループディスカッションが中心なので、人の意見を尊重することの大切さを学び、コミュニケーション力も身につきました。また、「資源環境と社会」の授業を聞いて物事を多面的にとらえられるようになったと感じています。学んでいるうちに、資源についてまだまだ知らないことが多いと気づきました。これから学びをさらに深め、将来についてもじっくり考えていきたいと思っています。 中山 裕貴 Nakayama Hiroki茨城県・土浦日本大学高校出身創造理工学部 社会環境工学科 4年新田 彩乃 Nitta Ayano東京都・女子学院高校出身創造理工学部 環境資源工学科 2年法学部教育学部商学部社会科学部国際教養学部文化構想学部文学部基幹理工学部創造理工学部先進理工学部人間科学部スポーツ科学部政治経済学部創造理工学部103

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