学部入学案内
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卒業必要単位数必修基礎演習基礎講義基礎外国語必修英語講義・選択英語・選択外国語・選択基礎演習コース必修科目(講義・演習)卒業論文2216450以上428コース・科目紹介 哲学は特定の対象を研究する個別科学とは違って、世界を全体として考察することにより、私たちにとって世界がもつ意味、世界に生きる自己の生き方を探求する学問です。当コースでは現代の哲学に重点を置いていますが、古代から現代に至る哲学の歴史と諸領域をも視野に入れて、14の演習と卒論演習が用意されています。いずれの演習も少人数制により、今日的な視点からさまざまな哲学的問題が論じられます。思想史、倫理学、宗教学、美学、論理学なども学ぶことができます。哲学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例古代ギリシア哲学 中世哲学 英米哲学/現代哲学 ドイツ哲学/近代哲学 ドイツ哲学/現代哲学 フランス哲学/現代哲学 宗教哲学/キリスト教思想 などブリッジ科目例哲学 倫理学 美学 宗教学 西洋思想史 哲学専門講義 などインド・中国・日本という三国を中心として、アジアの思想・宗教・文化を広く研究でき、東洋の世界観、人間観、自然観等を、さまざまな視座から学べます。インド哲学・中国哲学・日本思想という分類も可能ですが、ひとつの国のみを対象としない思想、例えば仏教や儒教を横断的に研究することも可能です。また、それぞれの国では種々の思想が多彩に交渉・習合しているので、融合的な分野も扱うことができます。卒業論文では、テーマを絞ることで、各自の興味を深めていきます。東洋哲学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例中国古代思想 日本古代思想 インド哲学 中国哲学 日本宗教 などブリッジ科目例インド哲学特論 日本思想特論 中国哲学特論 東洋思想特論 中国思想の世界 仏教漢文の世界 仏教概論 日本思想概論 儒教概論 インド思想史 道教概論 日本中世思想 日本近世思想 漢文講読 など社会的動物である人間を心理学領域から探求します。心と行動に関わるさまざまな情報を取り出し、処理し、利用し、日常場面に応用できる力を養うことで、物事の本質を見抜くことができる人材育成を目的とします。基礎教育とその応用的教育は、実験・調査・観察演習、専門的基礎講義、少人数のゼミ単位個別指導、コンピュータを用いた教育までフェイス・トゥ・フェイスで行われます。社会-心理-生物的側面を学べるよう多面的なカリキュラムで構成されています。心理学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例基礎実験 心理検査法 心理統計実習 生理心理学実験 実験計画実習 知覚心理学実験 心理学論文講読 学習心理学実験 臨床技法 社会心理学実習 発達評価法 フィールド実習 などブリッジ科目例精神医学 犯罪心理学 生理学 社会心理学 心を測る 人格心理学 健康心理学 認知のシステム 認知科学 心理学の歩み 心理統計学 宣伝文研究 臨床心理学 心と体の世界 神経心理学 心の哲学・心の科学 言語心理学 免疫と自己のシステム 経済心理学 行動の科学 など人は家族や組織などの一員として他の人々と社会を形成しますが、社会学ではこの社会のあり方を探求します。家族・地域・組織が、産業や階層、政治、宗教といったより広範な制度とつながりを見せる社会構造などを研究。過去の優れた社会学的営為を振り返りながら、社会学の現在の状況を見据え、さまざまな切り口から社会を探求するための道筋をつけたうえで、実証的な調査研究を通して理論化の作業を行います。社会学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例知の社会学 社会変動とライフコース データから社会を読み解く ブランディングの社会学的研究 日常を問いなおす 比較社会学 ナショナリズムと社会意識 などブリッジ科目例データ解析(質的分析・量的分析) グローバリゼーション論 理論社会学 集団・組織論 現代家族論 モードの社会学 現代社会への視角 社会分析の実際 比較社会学 など従来の教育学の成果を踏まえつつ、未来社会に向けての人間形成を展望しうるような幅広い見識を養うことを目指しています。現場や地域に赴いてフィールドワークに従事することに主眼をおいた演習や、国際的な見地から地球規模で教育のあり方を研究する科目なども設置しています。人間形成の現実と理念について深く学ぶことを通して、人間をその成長と発達の可能性に即して捉える姿勢を確立することを目的としています。教育学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例教育原論 社会教育 高等教育論 国際教育論 地域教育論 などブリッジ科目例教育哲学 教育史学 社会教育学 教育社会学 比較・国際教育学 学校教育学 教育福祉論 教育法・教育行政 教育とジェンダー 教育学概論 生涯学習概論 特殊教育学 学校教育改革と社会変容 など日本語を深く研究し、日本文学の諸作品の特色とその歴史的意義を幅広く考察します。そのために、日本語学、日本文学の諸分野を体系的に配したカリキュラムを組み、広い視野にたった基盤教育のもとに高度の専門性を目指しています。ことばと文学について考えることは、文化の本質を考えることであり、日本から世界を認識し、諸文化との共生を目指す新たな文化を創出することにつながるものです。日本語日本文学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例古典文学 近現代文学 日本語学 近代文学 現代文学 などブリッジ科目例神話と伝説の世界 物語文学の世界 和歌文学の世界 近世小説と俳諧 近代の文学と文化 日本語の文化史 現代の日本語 日本語学概論 日本語史 日本文法 日本文学概論 日本文学史日本の文学論 くずし字を学ぶ など「語文双修」と「古今兼学」が教育の基本方針です。コンピュータや最新の教授法を取り入れた語学教育と、中国語を駆使する専門教育により、水準の高い良質な中国語コミュニケーション能力を養成します。さらに、歴史・文化に関する多様な科目を通して、中国の文化的風土や中国人のメンタリティを学び、良質な言語運用能力と高度な中国理解を兼ね備えた、「中国に明るい人材」を育成していきます。中国語中国文学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例古代文学 近世文学 近現代文学 中国語文法 中国語音韻論 中国語教育法 などブリッジ科目例中国語学史 中国詩歌概論 中国近現代文学史 中国比較文化論 中国幻想怪異小説史 中国歴史世情小説史 中国伝統演劇概論 中国演劇文化史 など英語そのものと文学作品の研究はもちろんのこと、あらゆる種類の評論、舞台芸術、ジャーナリズム、歴史の叙述、サブカルチャーなどを学べます。英語・英文学関係の分野が世界でどのように教えられ、研究されているかを踏まえ、体系的なカリキュラムを編成。英語力の向上、そしてイングリッシュ・スタディーズの基本となる方法論、問題系、背景知識の習得を目指します。英文学コース■主な科目(科目名称には副題等を含む)演習科目例文学批評 モダニズム ルネサンス ポストモダン ロマン主義・イギリス19世紀 などブリッジ科目例イングリッシュ・スタディーズへの招待 英語の歴史 英語学習の理論と実践 英語音声学 イギリス小説の愉しみ 1960年代アメリカ カナダへの招待 イギリスの神話と伝説 Ideas in Context 現代詩の愉しみ アメリカの短編小説 アイルランドへの招待 シェイクスピアと現代 英米比較文化論 など〈2016年度〉 〈合計 124単位〉 96

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