学部入学案内
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大学間などの交換協定に基づいて留学するプログラムです。留学期間は原則として1学年相当期間ですが、プログラムによっては1学期間のものもあります。比較的高い語学力が要求され、現地の学生と共に通常科目を履修するプログラムが一般的です。ただし、一部外国語学習を中心としたプログラムもあります。人数枠は通常各校1~3名です。留学中の科目履修、住居手配などにおいては、他の留学生よりも優先度が高くなるなどの利点があります。学費は原則として早稲田大学に支払い、留学先大学の学費は免除されます。Exchange Program(EX)対象:学部生/大学院生留学先大学が早稲田大学学生のために定めるカリキュラムに参加するプログラムです。最初から通常科目を履修できるプログラム(CS-R)と、外国語学習を中心としながら、語学レベルに応じてテーマに基づいたカリキュラムを履修するプログラム(CS-L)の大きく分けて2種類があります。留学期間は原則として1学年相当期間ですが、1学期間のものもあります。学費は原則として早稲田大学のものは免除になり、留学先大学に所定のプログラムフィーを支払います。Customised Study Program(CS)対象:学部生早稲田大学在学中にDDカリキュラムを提供する大学へ留学し、所定の要件を満たせば、卒業する際に早稲田大学の学位と留学先大学の学位の両方を取得できるプログラムです。留学先大学におけるDD課程修了のためには、外国語に関する高度な読解力、聴解力、会話力が求められるため、参加希望者の語学力については特に厳格な審査を行います。現在、北京大学、復旦大学、シンガポール国立大学、国立台湾大学、上海交通大学、米国アーラム・カレッジとの間で実施しており、プログラムによって対象学部・研究科や期間が異なり、出願できる学生の所属学部が限定されているプログラムもあります。Double Degree Program(DD)対象:学部生/大学院生▶ FROM THE WORLD長期留学 幼少期を日本で過ごした経験や、父がネパールで橋梁や道路の建設、整備事業に携わっていることから、こうした分野で高い技術力を誇る日本で学びたいと考えました。日本語では授業内容をしっかり把握できるか不安でしたが、幸い英語による授業のみで学位を取得できるカリキュラムがあると知り、早稲田大学を選びました。理想の学習環境で最先端の工学を学べることに、日々喜びを感じています。 言葉のほかに母国を離れることへの不安もありましたが、国際学生寮WISHのスタッフの方々や、ともに暮らす日本人寮生が親身になって支えてくれました。色々な国から学生が集うキャンパスで過ごしているからでしょうか、WISHの寮生に限らず早稲田の学生は外国人に対して気さくに応じてくれます。私が通っていたアメリカンスクールと似た雰囲気であることも、早稲田での生活に自然と馴染めた要因かもしれません。 ネパールは日本と同様に地震が多い国です。しかし、建造物の耐震化や地震発生時の備えについては、日本のように行き届いているとはいえない状況です。そこで、ビルや家屋の建築技法、耐震構造、さらには災害対策などについて研究を進め、その知識や技術を持ち帰りたいと考えています。耐震化を普及・発展させることで、母国をより住みやすい国にすること。その夢の実現に向けてこの環境をさらに活用したいという意欲が高まっています。最先端の工学を学べることに喜びを感じる日々研究をさらに進め、母国の発展に貢献したいSTHAPIT, ShranayLincoln School(ネパール)出身創造理工学部1年世界から早稲田へ 早稲田から世界へ学生のあらゆるニーズに応える 留学プログラム28

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