経営管理研究科
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WASEDA BUSINESS SCHOOLGraduate School of Business and Finance, Waseda University早稲田大学大学院 経営管理研究科早稲田大学ビジネススクールが掲げるミッションは、3つの要素から成り立っています。多様かつ急速に変化する社会において、ビジネスリーダーは問題の本質を見極め、解を創造・実行しなければなりません。 WBSのミッションの1つ目であるactionable management knowledgeは、その時に不可欠な知識です。WBSの教員には、経験豊富な実務家教員と、 第一線の研究者教員が揃っています。ゆえに、机上の空論ではなく、かつ経営経験の単なる伝承でもない、実践知を生み出せるのです。 またわれわれは、グローバルな視点と強い倫理観を持って社会的課題を見極め、解決していくリーダーを育成したいと考えています。 これがミッションの2つ目に掲げる insightful and responsible leaders with global perspectivesです。WBSには、英語で全教育を行うプログラムがあるため、 多国籍の学生が学んでいますし、海外のトップスクールとの学生・教員レベルの交流が盛んです。その結果WBSでは、おのずと異文化交流が行われ、 グローバルな視野が身につきます。さらに、実践知の創造、リーダーシップの醸成には、学生が相互にあるいは教員と議論し、 新たな考え方を創造していくダイナミックな学習が不可欠です。この学習の場が、ミッションの3つ目のdynamic learning communityです。 WBSは、多様なバックグラウンドを有する多くの優れた学生が集う、素晴らしいラーニング・コミュニティを形成しています。ルが切磋琢磨すること、すなわち競争していくことが必要でしょう。当然われわれWBSは、国内のビジネススクールとの競争に勝ち抜き、トップスクールの地位を確立したいと考えています。そのためには、優れたカリキュラム、質の高い教育・学習環境の整備など、多くの課題に挑戦し、進化していかなければなりません。さらに、WBSは、海外のビジネススクールとも競争していかなければなりません。WBSは、EQUISとAACSBという2つの国際認証を取得しましたが、ようやく世界のビジネススクールと同じ土俵に上ったにすぎません。より多様な地域から今まで以上に優秀な多くの留学生が早稲田の地で学んでもらうとともに、日本のビジネス・パーソンがWBSで学ぶことによってグローバルに活躍してもらえるようになる、真の国際的なビジネススクールになることを目指しています。そのために、カリキュラムも、グローバルな視野、異文化コミュニケーション、倫理などを重視するように変わってきています。多くの優秀な方がWBSで学び、ご自身のキャリアアップ、キャリアチェンジを実現されるとともに、社会の諸課題の解決、ビジネススクールの発展に一緒に力を尽くしていただけることを願っています。竹原 均 教授筑波大学社会工学類卒業、同大学院博士課程社会工学研究科単位取得退学。博士(経営工学)。エムティービーインベストメントテクノロジー研究所(現三菱UFJトラスト投資工学研究所)、筑波大学大学院システム情報工学研究科助教授を経て、2006年から早稲田大学大学院ファイナンス研究科教授、2016年4月から現職。日本ファイナンス学会理事、日本経営財務研究学会評議員。専門分野は、アセットプライシング、ポートフォリオマネジメント。主な著書に Reform and Price Discovery at the Tokyo Stock Exchange: From 1990 to 2012 (Palgrave Macmillan, 2015年,第59回日経・経済図書文化賞), Corporate Social Responsibility and Corporate Finance in Japan (Springer, 2018年)などがある。5

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