経営管理研究科
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素材メーカーで営業・マーケティング職として経験を積む中で、外部環境や企業内部の資源を構造的に分析し、事業戦略を立案できるように なりたいとの思いを強くしました。そのためには体系的な経営理論や、 論理的思考力を身につける必要があると考え、WBSに入学しました。所属した池上ゼミでは、多様な業界の仲間と各自の課題意識に基づき議論をすることで、独学では得られない実践的で幅広い戦略知見を獲得できました。「戦略的CSR経営」の授業では、講義やディスカッション、ESG経営に最前線で取り組むゲストの講演などを通じて、それまで自分には無縁だと思っていたCSRと事業の繋がりを深く掘り下げて学び、 今後の生き様を考える機会になりました。このほか、イノベーション創出について理解を深め、自らの思考の枠を大きく広げることができた「技術・ オペレーションのマネジメント」も印象に残っています。何より、夏季や冬期の休業期間も自主的に勉強会を開くほど、多くの濃い仲間に恵まれ、一生学び合い切磋琢磨しながらキャリアを築いていけるコミュニティに包まれていると感じました。WBSの授業を通して視座が社会全体や世界へと高く引き上げられる瞬間が何度もあり、ビジネスや事業の力で社会課題の解決や持続可能な世界の実現に貢献したいという新たな目標も生まれました。その道のりはまさにWBSで培ったスキルやマインドセットのフル活用であり、楽しみながら自分らしく挑戦を重ねていきたいと思います。培った知識と思考力を発揮しビジネスや事業を通して社会課題の解決に挑みたい小川 一幸さん 2021年3月修了2014年早稲田大学教育学部卒業。東レ株式会社で電子部品に 用いられるプラスチックフィルム材料の国内・海外営業を担当。自動車の電動化にかかわる製品戦略、マーケティング、新製品 開発の推進に従事する。2019年4月にWBSに入学し池上重輔教授「競争戦略と市場創造戦略」ゼミで学ぶ。修了後の2021年 7月よりコンサルティングファームに所属。修了生新卒入社以来、一貫して超音波の医用応用に関する研究開発に携わってきました。研究成果を上げ、技術的な価値は認められたものの事業化には至らず、世の中の役に立てていないもどかしさがありました。今後のキャリアパスを考える上で、社会を動かしているビジネスとはどのようなものかを知りたいとMBA取得を志しました。仕事や育児との両立の観点からフルオンラインの海外MBAも検討しましたが、人とのつながりが欲しく早稲田の夜間プログラムを選びました。夜間主総合は、ゼミ配属までに1年の熟考期間がある点が特長です。入学当初は漠然と技術戦略のゼミを考えていましたが、1年目にさまざまな分野の先生方の講義を受けた上で、自らのバックグラウンドとは異なるゼミへの挑戦を決めました。平野ゼミでは問題解決トレー ニングやデータエンジニアリングなどの多彩な内容を通してグローバル経営への理解を深めるとともに、ビジネスパーソンとしてのスキル、 ナレッジ、マインドのあらゆる面が鍛えられていることを実感します。新卒から同じ会社にいるため視野が狭くなりがちでしたが、WBSで多様な業界のあらゆる職位の人と話すことで、見える世界が広がった気がします。講義やゼミを通して研究戦略の立案に関心が高まり、その思いを上司に伝えたところ、これまでのキャリアから少しピボットした 新しいプロジェクトへの参加も実現しました。修了後は、WBSでの学び を活かし、技術とビジネスを橋渡しする役目を担いたいと考えています。研究開発におけるキャリアとWBSで得た知見を活かし技術とビジネスの橋渡し役に浅見 玲衣さん 2020年4月入学2005年アメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校生化学 専攻卒業。株式会社日立製作所に入社し、研究開発部門で超音波を用いた癌治療の基礎研究や、診断装置向けイメージング技術の開発などに携わる。特許・論文多数。2021年3月に富士フィルムヘルスケア株式会社に移籍。2020年4月にWBSに入学し、平野正雄教授のゼミに所属。在学生21夜間主総合

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