経営管理研究科
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英国ファッションブランドの輸入代理店業を家業とする家に育ち、幼い頃から将来はファミリービジネスに携わりたいと思っていました。この先、家業を支える一員となるために、体系的なビジネスの知識を身につけたいと考えMBA取得を目指しています。1年間で学位取得が可能である点や、スクールとして規模が大きく多様な先生方や学生が集まる環境に魅力を感じ、WBSの1年制総合を選びました。入学後は日々新しい学びの連続で、充実感とともに、あっという間に時間が過ぎる感覚があります。グローバルな視点で経営戦略を学びたいと考えて選んだ池上先生のゼミでは、理論を自身の所属する業界や自身の経験に当てはめて考えたり、ゼミ生との議論を通して異なる業界の実例に触れたりしながら理解を深めることができ、毎回が非常に刺激的です。社会人になってから仕事以外の場でこうして人との縁を豊かに広げられることにも喜びを感じています。さまざまな履修科目を通して、これまで実務で感じていた疑問や悩みについて、その背景や理由が理論的に説明されて腑に落ちる瞬間が何度もありました。1年制総合は、同期が20名前後のため近い距離で互いのバックグラ ウンドを知りながら切磋琢磨できる良さがあり、加えて他のプログラムの学生とも相互交流を深められるWBSの良さを実感しています。 一つひとつの経験や出会いを大切に、この貴重な1年を全力で学び抜きたいと思います。実務で感じた疑問や悩みが理論を通して解き明かされるMBAの学びの醍醐味を体感中橋 ゆり子さん 2021年4月入学2012年明治学院大学法学部政治学科卒業。英国に渡り、婦人服ブランドでアシスタントとして新コレクションの企画やPR活動の補助などに携わる。帰国後、国内ファッションブランド の生産管理職を経て、2015年より家業の渡辺産業株式会社 にて複数の部署の業務経験を積む。2021年4月にWBSに 入学し、池上重輔教授のゼミに所属。在学生 職場を1年間離れてWBSで学ぶにあたり、自身の目標として、経営の体系的な知識を身につける、他の業界について学ぶ、それらを踏まえて自社がなすべきことを徹底的に考える、の3つを念頭に置きました。受講した相葉ゼミでは、実在のケースを読み解く経験を通して、一見自分とは関係の薄い業種や分野の事例でも、抽象化し自分ごとにすることで、実務に活かせる知見を得ることができました。討議の進行役もゼミ生が交代で務めるため、学生の立場とは違った視点での思考力やファシリテート能力が鍛えられ、いまビジネスの場で会議や議論の進行を担う際に役立っています。「出版取次の事業再生」をテーマに取り組んだプロジェクト研究論文では、自社の抱える課題をフラットな目線で見据え、目指すべき方向性を深く考察することができました。授業時間以外にも、マーケティングや会計、人材組織など、テーマを決めて同期と定期的に勉強会を行ったことも心に残っています。修了後の現在は、新規事業に関わる部署で業務に就いています。昨今の出版業界を取り巻く環境を考えると、状況を俯瞰的に分析する目や、物事を前に進める実行力に加えて、「価値観の転換」も求められていると感じます。そうした思考を持続するには、自分一人では限界があります。「他人の脳みそを借りる」ことの大切さを知り、また、生涯のカウンターパートとなり得る人たちに多く出会えた点でも、WBSの門を叩いたことは人生の転換点の一つとなった実感があります。他業種のケースを読み解き抽象化して考察することで実務に活きる知見を獲得岡田 淳さん 2021年3月修了2008年中央大学文学部卒業。株式会社トーハンに入社し、書店営業を担当。店頭での商品展開提案、図書館や学校への書籍・教科書の調達業務に従事。2018年に営業統括部へ異動後は、データを用いた書店への分析資料の提示や、全社の予算・実績管理を担う。2020年4月、企業派遣でWBS に入学。在学中は相葉宏二教授の「競争戦略と総合経営」ゼミに所属。修了生171年制総合(全日制)

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