経営管理研究科
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 不動産会社のオフィス事業部門で、入居企業のビジネスをサポートする業務に携わってきました。個々の企業が抱えるさまざまな課題に対して、その本質や背景をきちんと理解した上で、不動産の分野にとどまらない経営視点でのソリューションを提供できる力を磨きたいと 考えるようになりました。ちょうど、社内にWBSの1年制総合への派遣制度が新設されたことで、幸運にも学ぶ機会を得ました。 入学して約2カ月が経過した今、「もっと早く勉強しておけばよかった」と思うことが多くあります。特に、実在のケースを読み解きながら、定量的な分析やフレームワークだけではなく、現実世界の経営における課題解決事例も数多く学ぶことができ、仕事に戻った際に活かせる知識やスキルを習得している実感があります。また、授業で行われるグループワークは、チームでの作業の進め方やリーダーシップのあり方を実践的に学ぶ機会にもなっています。メンバーのモチベーションを高く維持 しながらチームで価値を発揮していく方法というのは、どのような組織でも重要になるスキルだと感じています。 WBSの学生は積極的で前向きな人が多く、おのずと私自身も能動的になり、「できない理由はない」と思わされます。自社や社会をより良く変えていきたい、そのためにもっと知りたい、という高い志を持った人たちが集まる場所だからこそ、縦にも横にも人脈は豊かに広がり、卒業後も続く財産になるのだと思います。高い志や課題意識を持つ人々が集う場だからこそ縦横に豊かな人脈を得られる石垣 朝子さん 2019年4月入学2009年早稲田大学理工学部卒業。野村不動産株式会社に入社し、法人向けの不動産活用サポートや、ショッピングセンターの開発・運営などに従事。直近の4年間はオフィス関連に携わり、テナント企業のビジネスを多角的にサポートする業務を担う。2019年4月に企業派遣でWBSに入学。池上重輔教授の「経営戦略と市場創造」ゼミに所属。在学生 勤務先企業では戦略系の部署を中心にキャリアを積んできました。 業務を通して各種フレームワークや財務分析手法を習得したものの、断片的な知識の寄せ集めになりがちで、一度きちんと体系立てて学び たいと考えていました。そんな折、WBSへの派遣制度が社内で新設され、その第1号として1年間、学業に専念する貴重な機会を得ました。 内田和成教授のゼミでは、研究論文を輪読した上で当該内容を現代に置き換えた場合を議論し、これを繰り返すことで「考える習慣」が身につきました。ゼミのスタディツアーでアジアのシリコンバレーと呼ばれる中国・深圳を訪れ、最先端の事業を営む企業と面談し、中国の勢いを自らの肌で感じたことも印象に残っています。修了した今、あらゆる事柄に エビデンスを求めるようになったことは自分自身の変化だと感じます。これまで何となく受け止めていた会社の方針に対しても、その背景に ある事象や理論も考えて深く読み込むようになりました。目下取り組んでいるグループ全体の経営戦略・資本政策の立案を遂行した後は、新規 事業分野の創出に関わることが目標です。 WBSには非常に魅力的な教授陣が集まっています。机上の空論に終わらず、かつ必要なポイントを押さえた授業内容は、企業に戻っても活用方法が多くあります。1年制総合は期間的には短い分、凝縮された1年を通して学びへの集中力が磨かれ、仲間との議論も深まります。価値ある 出会いを信じて、ぜひ一歩を踏み出してみてください。凝縮された1年を通して学びへの集中力が磨かれ議論が深まることを実感武川 俊仁さん 2019年3月修了2002年早稲田大学第二文学部卒業。株式会社プリンスホテル に入社後、管理部門や本社事業戦略部門を経て、2013年に 株式会社西武ホールディングスに転籍。ホテル・レジャー事業と 都市交通・沿線事業で、長期戦略や中期経営戦略策定業務に携わる。2016年より2年間、西武鉄道株式会社への出向を経て、2018年4月に企業派遣でWBSに入学し、2019年3月修了。修了生171年制総合(全日制)

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