経営管理研究科
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 前職で多国籍メンバーを擁するマーケティングプロジェクトに参加し、文化が異なる相手とビジネスを進める難しさを感じるとともに、自分自身のビジネス知識や論理的思考力の不足を痛感しました。それらを身につけた上でビジネスの現場に戻って来たいと考え、会社を辞めてビジネススクールで学ぶことを決意。多様な国籍の学生と英語で学べるプログラムを探し、WBSの全日制グローバルを選びました。 入学して改めて科目や学内イベントの充実ぶりに驚き、受講したい講義が多すぎて困るほどです。学部時代は語学専攻だったため、初めて触れる分野も多く、こんなことも知らずにビジネスに携わっていたのかと恥ずかしくなりますが、それだけ学び甲斐があります。海外留学にも匹敵する国際的な環境で、文化的背景も価値観も違う多様な学生と協業できることも、グローバルビジネスを学ぶ上で大きなメリットです。子育てとの両立などで時間的な制約もありますが、大学院で学ぶこの2年間は、興味を持ったことには何でも積極的に挑戦しようと決めています。家族の協力を得て、夏の海外スタディツアーにも参加する予定です。 この先、テレワークが進んで人材登用が世界規模で可能になると、日系企業であっても「日本人だから」「英語を話せるから」という理由だけでは通用しなくなると感じています。働き方が大きく変わりつつあるこの時代だからこそ、ビジネスパーソンとしてグローバルに通用する実力を身につけ、キャリアを切り開いていきたいと思います。 新卒入社した会社で6年間営業経験を積む一方で、父が経営するIT ソリューションの提供を軸とした企業をいずれは継ぐことになるだろうと感じていました。しかしながら血縁というだけで能力がないまま継いでは従業員に対して無責任だという思いがあり、自分が経営の世界できちん と役割を果たせる人材なのかを試したいとの考えからWBSの門を叩きました。 全日制グローバルを選んだ理由の一つとして、海外の人たちの考え方や感じ方を学びたいという目的があり、在学中は日英科目や海外開講科目も積極的に受講したほか、留学生とディスカッションする機会が多くある 相葉宏二先生のゼミに入りました。ゼミでは毎回一つのケースを題材に、正解のない活発な議論を通して、自分とはまったく異なる視点からの 意見に触れたり、国や文化による考え方の違いを実感したりと、非常に有益 な学びを得ました。基本的に皆、相手を打ち負かすのではなく、互いの 考えを知ろうという姿勢で議論に臨むため、英語でも気後れせず発言 できる雰囲気があり、相手に伝えるための効果的な話し方も含め、グローバルに通用するコミュニケーションスキルを磨く機会にもなりました。 経営の体系的な知識を得て、自分の中の戦略の幅が一回りも二回りも 広がったことが、最大の成果だと感じます。 修了後、コンサルティングファーム勤務を経て、現在は事業承継に向けて父の会社で経験を積んでいます。WBSでの学びや業務経験を活かし、今後は新規事業の立ち上げにも挑戦していくつもりです。多様性に富んだ学びの環境でグローバルに通用する知識や論理的思考力を身につけたい正解のない活発な議論を通し多様な価値観や考え方に触れ自らの戦略の幅が広がった菅尾 祐美さん 2018年4月入学2007年関西学院大学文学部卒業。精密機械メーカーの医療機器事業部に勤務し、海外営業部や在米子会社勤務を経て、マーケティング部に所属。新製品のマーケティングプランや、各種プロジェクトを担当。2018年3月に退職し、翌月WBSに入学。入山 章栄教授の「フロンティアの経営学」ゼミを受講中。在学生伊藤 脩平 さん2010年早稲田大学理工学部を卒業後、光学機器メーカーで 半導体検査装置の海外営業などに携わる。退職後、事業承継者 入試を経て2016年4月にWBS全日制グローバルに入学。相葉 宏二教授の「事業戦略と総合経営」ゼミで学ぶ。修了後、ボストン・コンサルティング・グループに入社し新規事業立ち上げ領域を担当。2019年7月よりファミリービジネスに従事している。修了生2018年3月修了13全日制グローバル

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