経営管理研究科
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グローバルネットワーク当研究科では、早稲田大学が研究者・学生の交換協定を結ぶ700余の海外の大学・教育研究機関に加え、海外トップスクール31校とも学生交換協定を締結しています。セメスター単位の交換留学に加え、夏季休業期間等に実施される海外大学での短期集中コースという選択肢もあります。国内ビジネススクールとしてはもっとも活発に交換留学が実施されている当研究科ですが、「世界」とつながる環境づくりは、それだけにとどまりません。世界中から集う、今後各国のビジネス界をリードするであろう多くの外国人正規学生や交換留学生と授業の内外で接することにより、多様な価値観を肌で実感し、異文化コミュニケーション能力を養うことができます。ビジネス知識に加えて国際感覚も磨き上げ、広く世界で通用する発信力・交渉力を身につけるため、当研究科が誇るグローバルネットワークを活用してください。リヨン経営大学院(フランス)レンヌ第1大学(フランス)リヨン第3大学(フランス)ライデン大学(オランダ)エラスムス大学ロッテルダム経済大学院(オランダ)ライプチヒ大学(ドイツ)アウスブルク大学(ドイツ)ヨーテボリ大学(スウェーデン)マンハイム大学ビジネススクール(ドイツ)インド経営大学院バンガロール校(インド)ナンヤン理工大学経営大学院(シンガポール)シンガポール経済大学(シンガポール)チュラロンコーン大学サシン経済大学院(タイ)インド経営大学院アーメダバード校(インド)コペンハーゲン・ビジネススクール(デンマーク)ESCP ヨーロッパ・ビジネススクール(フランス)エセック・ビジネススクール(フランス)ブリュッセル自由大学ソルベイブリュッセル経済経営学院(ベルギー)EDHEC経営大学院(フランス)ザンクト・ガレン大学(スイス)ローザンヌ大学(スイス)Student'sVoice多様性に富んだ環境で得られたこと大久保 雅史2015年3月 全日制グローバルプログラム修了私は2年目の夏に1か月間フランスのリヨン経営大学院へのサマープログラムに参加し、同秋に4か月間、中国・上海にある中欧国際工商学院への短期留学を行いました。リヨンと中国に短期留学を決めたのは、どちらも同じ理由からですが、日本とは別の環境の中でビジネススクールに集うのはどのような人々なのかを知りたかったからです。特に中国については、学部生の時から感じていたことですが、凄まじいスピード感で様々なものが変わっていく今の状況に強い関心がありました。早稲田はアジア人の学生がとても多い印象がありますが、リヨンのサマープログラムでは、西欧と東欧およびアメリカからの学生が同数で、アジア人はマイノリティでした。上海の留学先では、もちろんアジア人は多いのですが、彼らのほとんどはアジアではなくヨーロッパのビジネススクールに籍をおく留学生で、出身国から見た数としては、アジア、ヨーロッパ、南米、アメリカ、という構成でした。どちらの留学先でも、今まで出会ったことのなかった国やあまり接点がなかった国の人々と、授業やグループワーク、また普段の生活や旅行などのアクティビティ、さらにSNSを通じての交流をはかることができたのがとてもよい経験となりました。どの国の人も自国の文化の紹介や他との違いを学ぶことに刺激を感じているように見受けられ、世界はやはり広いのだと体感しました。帰国後もSNSなどで簡単に繋がることもでき、今も続いている彼らとの交流は自分の財産になっています。32

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