教職大学院
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◆教育方法の特徴カリキュラムの特徴 教職大学院は、すべての学生が履修する「基本科目」5領域を基礎として、それをさらに展開する「分野別選択科目」、「学校における実習」を設定しています。 「分野別選択科目」は、得意分野の学修を発展させることをねらいとしており、「基本科目」と関連づけつつこれを補完することで個々の学生がさらに深く探究し、教育専門職としての力量形成に資するように意図しています。さまざまな教職キャリアを背景とする学生の学問的・実践的関心と教職に不可欠な領域の学修を考慮して、4分野27科目を設置しました。 「学校における実習」は、授業、学級経営、生徒指導などの総合的な実習としての「学校臨床実習Ⅰ」、その中で見つけた特定の課題について一定期間取り組む「学校臨床実習Ⅱ」、その課題の解決に向けてさらに追究し、設定した課題の最終仕上げをする「学校臨床実習Ⅲ」の三段階で構成されます。◆学校における実習10単位◆基本科目18単位以上◆共通選択科目(4群)16単位以上◆分野別選択科目A分野カリキュラム開発・授業力形成に関する科目群B分野生徒指導・学級経営の力量形成に関する科目群C分野発達障害支援の力量形成に関する科目群D分野学校経営・地域連携の力量形成に関する科目群①教育課程の編成及び実施に関する領域②教科等の実践的な指導方法に関する領域③生徒指導及び教育相談に関する領域④学級経営及び学校経営に関する領域⑤学校教育と教員の在り方に関する領域(学部新卒等学生は必修。現職教員等の学生は、一部免除も可)必修・選択必修(16単位)(5単位) 教職大学院は、基本理念のひとつとして掲げた社会的連携能力の育成を図るために、さまざまな教職キャリアの学生が協働して学び、自らの資質を高め合うことをめざしています。このような学びの場を有効に機能させるべく、受講する学生を学部新卒者と現職教員学生とに分けることなく、混成でクラス・グループを編成し、演習を課すなどの方法をとっています。学部新卒者は、現職教員学生からの助言を受けながら学ぶことができます。現職教員は助言することを通じて、同僚教員との指導的協働について学ぶことになります。 また、教育技術や生徒指導など教育実践と直接的な関わりが強い科目に関しては、研究者教員と実務家教員がチームを組んで担当することで理論と実践の架橋を図っています。修了要件科目区分単位数要 件◆基本科目18単位必修科目10科目16単位、選択必修科目2単位◆学校における実習10単位単位認定が認められた場合、一部免除◆分野別選択科目16単位◆上記科目もしくは共通選択科目より2単位計46単位ただし、1年間に履修できる単位数は39単位を上限としますカリキュラムの特徴Graduate School of Education, Specialization in Advanced Teacher Training06

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