スポーツ科学研究科
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スポーツ科学研究科では5つの研究領域から細分化された、約50項目もの専門分野が設置されており、自身の研究テーマにより近い研究室が選択できます。MRI装置や超音波装置、動作解析装置などを用いて最先端の実験を行えること、世界で活躍する先生方の下で研究のいろはを学べることも、本研究科の大きな魅力です。また、体育各部所属の日本代表クラスの選手を対象とした測定や、選手たちと議論を深めることも可能であり、トップアスリートの能力を身近に感じられることも、本研究科ならではの特長だと実感しています。2017年4月入学 所属研究領域 身体運動科学研究領域研究指導名称 生体ダイナミクス大塚 俊 さん人間の身体に関する知識を深め、世界に通用する研究者になることを志し、博士後期課程への進学を決意しました。現在、私は全身の骨格筋を包む、筋膜という組織に着目して研究を進めています。筋膜の性質の運動習慣や加齢による変化、力発揮中の筋肉との相互作用を明らかにすることで、身体運動において筋膜が果たす役割を解明したいと考えています。私の所属する研究室には多くの留学生や外国人スタッフが在籍しており、英語での会話や研究内容の議論など、他では味わうことのできない刺激的な日常を送っています。スポーツ科学研究科でよかったことについて博士後期課程での研究内容および研究室の雰囲気についてスポーツ科学研究科の魅力はスポーツを素材として様々なことを学ぶことができるところだと思います。スポーツ科学という学問は人文科学、自然科学、社会科学の三領域にまたがっていて、本研究科では各領域を横断的に学ぶことが可能です。また、国内のみならず世界の大学との共同研究プロジェクトに携わることができるのも大きな魅力です。学生一人ひとりの興味と関心に対して様々な組み合わせの選択肢があります。2018年4月入学 所属研究領域 スポーツビジネス研究領域研究指導名称 スポーツビジネスマーケティング大野 望 さんゴールデン・スポーツイヤーズが目前に迫る日本において、スポーツビジネスを学ぶ重要性はますます高まっています。その中でもスポーツビジネスマーケティングを学ぶことはスポーツに携わるすべてのステークホルダーにとって必要なことだと思います。研究室は松岡教授をはじめとするスポーツビジネス研究に精通した方々と共に真摯に研究に取り組める雰囲気です。また、スポーツビジネス研究領域の学生間の交流も深く、幅広い視点で研究に取り組むことができます。私は、スポーツ観戦時に行う座席選択という消費者行動に着目し、今後のスタジアム開発や新しい座席に関連したサービス案を作成する際の参考になるような、観戦者が「なぜ、その座席を選んだのか」「その座席でどのようなものが求められているのか」を明らかにする研究を行っています。スポーツ科学研究科でよかったことについて修士課程での研究内容および研究室の雰囲気について学生の声

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