法務研究科
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22柴﨑 美緒2年間の学生生活の中で多くの経験ができる環境が整っています 大学時代に所属した民事訴訟法のゼミで法曹に興味をもち、お世話になった先生方からより深い法律論を学びたいと思い、早稲田大学に進学しました。加えて、アカデミック・アドバイザリー制度やクリニック等、講義以外のサポートが充実していることも魅力でした。慣れ親しんだ環境で勉強することは、精神の充実にも繋がると思います。 既修者コースは2年という短い間の中で発展的な法律論を学ぶことができ、効率的です。もちろん、基礎をしっかり身につけていることが前提ですが、司法試験合格へのプロセスとして有利だと思います。また社会人を経験した見解を持ち、1年間先駆けて実務的な視点を取り入れた上で勉強されていてきた未修者と学ぶために、議論やともに勉強する中で多くのことが得られます。早稲田は2年間という短い間でさまざまな経験ができる環境ですので、ぜひ後悔のないようこの環境を活用してください。法学既修者コース(2年短縮課程)2016年 早稲田大学法学部卒業2016年 早稲田大学大学院法務研究科入学匂坂 拡樹書類審査のみの合否判定が時間制限のある社会人には大きな魅力です 私は大学卒業後、自動車メーカーに就職したのですが、法的支援が手薄な中小企業の力となって、ダイレクトに日本の製造業の基盤強化を図りたいと思い弁護士を志しました。そこで、社会人出身者の特性・経験を重視した選抜が行われる冬入試を受験しました。出願書類の審査のみでの合否判定も、時間に制限のある社会人にとって大きな利点でした。 私は法律に関して純粋未修だったので、未修者の合格実績が高い早稲田大学は魅力的でした。実際入ってみると、多彩なバックグラウンドを有した学生が多く刺激的ですし、法学部の学生読書室や中央図書館などで調べたい事をすぐに調べられる環境は、未修者に強い味方です。オフィスアワーやアカデミック・アドバイザリー制度で、授業以外の場面で質問について相談できるのも強みだと感じています。奨学金制度も充実して、社会人が法曹を目指すための最適な環境が整っています。法学未修者コース(3年標準課程)2008年 早稲田大学第一文学部卒業2015年 早稲田大学大学院法務研究科入学募集人員一般入学者選抜試験(夏入試)●法科大学院の標準修業年限は3年です。●法学未修者試験は、本研究科の定める「社会人」および「法学部以外の学部出身者」に該当する者を、概ね15名を目標に優先して選抜します。ただし、法学既修者試験の合格者は、1年次配当の法律基本科目を修得したものとみなされ、2年間の在学で法科大学院の課程を修了することが可能となります。●出願にあたっては、法学既修者(2年短縮課程)を第1希望とし、法学未修者(3年標準課程)を第2希望とする場合に限り、法学未修者試験と法学既修者試験の併願を認めます。ただし、法学既修者試験に合格した場合には、法学未修者試験の結果にかかわらず、法学既修者としてのみ入学を認めます。●併願した場合、いずれか一方の試験の評価がもう一方の試験の評価に影響することはありません。●いずれの試験も、出願にあたって出身学部は問いません。課程募集人員専門職学位課程●法学未修者試験(3年標準課程) 約45名●法学既修者試験(2年短縮課程)約140名185名専攻法務専攻併願可能「人材発掘」入試(冬入試)●法科大学院の標準修業年限は3年です。●法学未修者・法学既修者の個別の定員枠は設けません。●本試験では、法学未修者として3年標準課程に入学する者を選抜します。また、本試験の合格者のうち、法学既修者の認定を希望する者に対して、法学既修者認定試験を実施し、その合格者は2年短縮課程に入学することができます。なお、この認定試験の合格者に定員は設けません。●本試験では「地域優先枠」・「交換留学生優先枠(LL. M.コース)」は設けません。●出願にあたって出身学部は問いません。●一般入学者選抜試験(夏入試)の結果にかかわらず出願することができます。●夏入試を受験した場合、その試験の評価が本試験の評価に影響することはありません。●夏入試において予備合格となっている方が本試験の出願後に繰上合格となった場合も、本試験への出願を取り下げることはできません。課程募集人員専門職学位課程15名専攻法務専攻2018年度入試概要

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