法務研究科
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カリキュラム142017年2月現在受入人数(2004年~2015年)51069733881321914014093261414058410050000Columbia Law School ※2Cornell University Law School ※1Duke University School of Law ※2Fordham University School of Law ※1Stanford Law School ※2University of California Hastings College of the Law ※1University of Illinois College of Law ※1University of Michigan School of Law ※1University of Pennsylvania Law School ※1University of Virginia School of Law ※1University of Washington School of Law ※1Osgoode Hall Law School of York UniversityNational Taiwan University College of Law ※2Academy for the Judiciary, Ministry of Justice ※2Bucerius Law School ※2University of Osnabruck ※2Paris II Pantheon-Assas University ※2Ewha Womans University College of Law ※241311-2--878--------カナダフランス韓国台湾ドイツアメリカ合衆国派遣人数(2005年~2015年)提携ロースクール等JDコースランキング*■海外提携ロースクール等との交流実績*○Best Law Schools Ranking 2017 (U.S.News) JDコースのランキング ※1 :LL.M.(法学修士)コース 原則として、日本の大学で「学士(法学)」を持つ者に限り派遣可能。 ※2 :Non Degree実績・サポート・費用において大きな価値のある留学制度目的は途上国の法整備の専門性を高め、国際経験を積むことでした 大学卒業後、途上国の議会制度やガバナンス向上プロジェクトで国際機関へ協力する仕事を通じて、途上国の発展に向けて、国家の統治構造及び法律制度を整備・向上させることの重要性を強く実感しました。そうした分野についての専門性を高めると同時に、国際経験を積みたいと考えていたときに知ったのが、早稲田の交換留学制度です。司法試験との両立など不安なことはありましたが、法務研究科の留学制度は10年近くの実績があり、留学経験者へ気軽に相談できる環境がありました。また、先生方や事務所のサポートがしっかりしている安心感も加わって、留学制度を利用して、将来の武器を増やしたいと感じていました。そして、法務研究科の授業料だけで留学できるのも魅力でした。アメリカのロースクールの学費は1年で5万ドル以上かかるので、費用の面でも留学制度を利用するのは大きな価値があると思います。 留学先はミシガン大学ロースクールのLL.M.課程です。最も関心のあった開発法学の授業やそれに関連するプログラムがあったことや、多様性(Diversity)を重視するリベラルな雰囲気に惹かれました。実際、その校風通りカリキュラムはバラエティ豊かで、30名~40名程度の少人数制のLL.M.プログラムがあったため、1年弱の短いプログラムであっても密な交流ができました。世界中の有能な学生が集まる環境で得られる経験は将来必ず役立ちます 留学前期はとにかく英語で苦労しました。ミシガンでは日本人を除けば、他の留学生もみんな英語はぺらぺらです。先生方はゆっくり論理的にお話されるのですぐに慣れたのですが、学生の発言は早くまとまっていないため、理解が大変でした。しかしそれに挫けずついていくことで、英語力を向上させることができました。また、色々な国からの学生が集まるので、英語以外の言語をお互いに学べました。しかも彼らは、それぞれの国で実力派の弁護士だったり、有名大学の首席。そうした同級生と一緒に過ごす毎日は非常に刺激的でした。ハロウィンパーティー、カラオケパーティーなど、学生間の交流を活発にするイベントも多くあり、多くの友人を得ることができました。 今の時代、国内で完結する仕事の割合は減り、海外では国際的な素養を身につけるよう厳しく求められている中で、将来彼らと同じフィールドで競争していかなくてはなりません。その時、学生時代にどれだけ国際的な経験を積んだかは重要になってきます。こうした素質を磨くためにも、留学は最も効果的です。そして、早稲田にはロースクール設立当初からの実績と経験があります。多様な協定校の選択肢があり、身近に相談できる先輩がたくさんいて、日本の法曹へ向けた学修とも両立できるようサポートするための制度があります。国際的な法曹に興味があるなら、他にないこの恵まれた環境を活かさない手はありません。それぞれの目標に向けて、ぜひ挑戦してください。若山 哲朗2007年 早稲田大学法学部卒業    参議院事務局勤務を経て2013年 早稲田大学大学院法務研究科入学2015年 ミシガン大学ロースクール修了(LL.M.)、ニューヨーク州司法試験合格2017年 ニューヨーク州弁護士登録    早稲田大学大学院法務研究科修了交換留学生に対する「稲門法曹奨学金」の給付交換留学時は、本研究科納入分の学費に加えて、現地への渡航費、生活費、書籍代その他の費用を自己負担する必要があります。国際的な法曹をめざし海外に羽ばたく学生をこれまで以上に支援するため「交換留学生優先枠(LL.M.コース)」に申請して合格し、実際に留学する方に「稲門法曹奨学金(秋学期授業料相当額)」を給付します。※詳細については本研究科『入学者選抜試験要項』をご確認ください。Columbia University

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