人間科学研究科
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2016年4月から修士課程2年制に進学臨床心理学研究領域飯島 有哉 さん学校カウンセリング学研究指導(指導教員名:桂川 泰典 准教授)学部時代に学んだ臨床心理学の知識と、教職課程やボランティア活動で学校教育に携わった経験を活かし、学校現場での心理的支援の専門家になりたいと考え学校カウンセリング学を専攻しました。現在は、児童生徒と教師の関係性の視点から、子どもと先生の双方がより心理的に健康で過ごせる学校生活の実現を目指し研究を行っています。研究室ではそれぞれの個性が尊重され、先生は1人ひとりに合った丁寧な指導をして下さいます。時に助け合い、刺激しあい、日々仲間たちと実習や研究に取り組んでいます。人間科学研究科には様々な領域を専攻する優秀な学生が集まっています。同じ研究領域の学生とは、とことんその領域について深めることができます。また、他領域の学生と関わることで、自身の研究や専攻する学問そのものを客観的に見る視点が得られ、新たな気づきが生まれます。社会人経験を持つ学生も多く、日々視野が広がっていく実感があります。緑豊かな風景と、多様性に富んだ知に囲まれた所沢キャンパスで得られる可能性は無限大です。人混みの中を歩いたり、狭い道を自動車で通り抜けたり、生活環境には様々な「すき間」が存在し、私たちはそれを安全に通り抜けなければなりません。私は現在、人間が障害物にぶつかることなく、その間隙を巧みに通り抜けるために必要な知覚・行為の働きを、実験心理学的な方法によって明らかにするための研究を行っています。所属する研究室で指導してくださる先生は間隙通過の研究に精通されていて、博士号の取得に向けた活動に最適な環境が整っています。この研究から得られた成果を、社会や学問の発展のために役立てていくのが目標です。当研究科は(財)日本臨床心理士資格認定協会より一種指定大学院として認定を受けています。所定科目を履修し修了することで「臨床心理士」の受験資格を得ることができます。一方、心理分野で初の国家資格である「公認心理師」も誕生しました。人間科学研究科では人間科学部とともに、「公認心理師」の受験資格を取得できるカリキュラムの整備をすすめています。詳細は当研究科ウェブサイトで随時発信していきます。2016年4月から 博士後期課程に進学 感性認知情報システム研究領域 友野 貴之 さん私は、修士課程を人間科学研究科で過ごしました。人間科学研究科は、様々な学問領域が混在する学際的な研究科です。そのため、分野の違う先生方や先輩方、同期たちと議論を交わす中で、多角的な観点からの新たな発見や気づきがたくさんありました。人間科学研究科の魅力は、1つの分野にとどまらない自由な研究ができるところにあると思います。その環境を経て、修士課程での研究をより深めたいと考えるようになり、博士後期課程への進学を決めました。生態心理学研究指導(指導教員名:三嶋 博之教授)入学後の研究内容・研究室の雰囲気について人間科学研究科の修士課程に進学して良かったと思うこと入学後の研究内容博士後期課程に進む理由・博士後期課程の魅力などInformation学生の声公認心理師資格対応カリキュラムも整備中臨床心理士養成のための一種指定大学院に指定されています

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