社会科学研究科/GSSS
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社会科学研究科の特色最近の大学院は、いわゆる従来型の研究者養成を中心とする研究科以外に、専門職大学院が登場し、実務に直結するような研究科が設置されてきています。そして、中には国家資格を取得できることを大きな目標とする研究科も設置される状況にあり、いわば大学院の多様化がここ数年際立つようになってきました。そうした状況の中、大学院社会科学研究科では、多岐にわたるジャンルの研究者スタッフをそろえ、新たな学際的視点を有する研究者を養成すると同時に高度な専門知識を有する実務家を養成するという目標をかかげています。本研究科が持つ利点の一つは、学部卒の方や外国人留学生の方とともに、昼夜開講制を採ることにより、実務に携わる社会人を積極的に受け入れていく仕組みが整えられていることです。社会科学研究科では、多種多様の教員−古典的な言い方をすれば、社会科学・人文科学・自然科学のそれぞれの分野で、あるいは別の言い方をすれば、文系および理系の大学院で専門的研究をしてきた教員が、研究指導を行っており、基本的理念である社会科学の総合化および学際化を目指しています。この理念の実現のために、多岐にわたる専門家たる研究者に集まり、研究指導を行うことによって、有能な研究者・実務家の育成を目指しています。社会人にも開かれた昼夜開講大学院社 会社会人学生社会人の教育参加(オムニバス授業)学生の実地調査研 究個別研究/共同研究基礎研究/先端研究理論研究/実践研究教 育実践的専門知識の収得理論構築教養社会科学の総合化・学際化の理念とその実現へ研究者養成と実務家養成 ―理論と実務の交流―4

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