文学研究科シラバス2021
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・上述の目標を達成することで受講者自らの研究をより良いものにする。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%担当するレジュメの内容とディスカッションへの貢献によって評価する。その他0%備考・関連URL授業計画は、受講人数や受講者の関心に応じて変更となる可能性がある。科目名哲学演習3-1美学・文化哲学の研究担当者名Ph.D.(ヴッパタール大(ドイツ))小林信之哲学コース2単位春学期木曜日5時限1年以上―――授業概要美学・文化哲学の研究にとって基礎的なテキストの解釈を中心にすすめていく。下記の論考のほか、適宜、重要な文献をとりあげ精読する。-G.Figal,AestheticsasPhenomenology.-K.Bohrer,Ploetzlichkeit:ZumAugenblickdesaesthetischenScheins.授業の到達目標哲学的テキストを読解し、みずからの思考を展開することができること。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%研究内容への習熟度、自己の見解の有無、論述の的確さ等その他0%科目名哲学演習3-2美学・文化哲学の研究担当者名Ph.D.(ヴッパタール大(ドイツ))小林信之哲学コース2単位秋学期木曜日5時限1年以上―――授業概要美学・文化哲学の研究にとって基礎的なテキストの解釈を中心にすすめていく。下記の論考のほか、適宜、重要な文献をとりあげ精読する。-G.Figal,AestheticsasPhenomenology.-K.Bohrer,Ploetzlichkeit:ZumAugenblickdesaesthetischenScheins.授業の到達目標哲学的テキストを読解し、みずからの思考を展開することができること。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%研究内容への習熟度、自己の見解の有無、論述の的確さ等その他0%科目名哲学演習4-1フランス現代哲学研究1担当者名博士(哲学)ストラスブール大西山達也哲学コース2単位春学期火曜日2時限1年以上―――授業概要現代フランスの哲学者ジャック・デリダの白い神話(哲学の余白所収)をフランス語で読む。このテクストはデリダがメタファー論を集中的に展開したテクストであると同時に、デリダと解釈学の泰斗ポール・リクールとのあいだの論争のきっかけとなったことでも知られるテクストである。メタファーとは、最も広い意味で捉えるならば、単に修辞学上の主題であるにとどまらず、私たちの思考と言語、生と歴史、神話、宗教、社会、そして自然を貫く運動そのものである。この主題をめぐってデリダがいかなる問いを提起しているのか、そしてその背景にある様々な哲学的潮流(プラトン・アリストテレスからヘーゲル、そしてハイデガーに至る形而上学の伝統、ガダマーやリクールに代表される現代解釈学、ブルーメンベルクのメタファー学)との関係を吟味し、フランス現代哲学の動向を俯瞰する。授業の到達目標デリダのテクストをフランス語で理解し、哲学的伝統の中に位置づけるとともに、現代哲学の他の思想潮流と関連付けて解釈できるようになること。成績評価方法演習への積極的な参加を基準とする。哲学コース―9―

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