文学研究科シラバス2021
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科目名心理学特論4公認心理師の職務の実際担当者名田中乙菜他/舘野由美子/満山かおる心理学コース2単位秋学期土曜日2時限1年以上―――授業概要本特論では、医療領域、教育領域における公認心理師の職務の実際について、オムニバス形式で紹介する。具体的には、現在臨床現場で勤務している講師より、病院現場、教育現場において公認心理師に求められる職務、技術、また困難と乗り越え方等について、各講師の専門領域の概説も含めて取り上げる。授業の到達目標医療領域、教育領域における公認心理師の職務、実践について、理解し、説明することができる。成績評価方法試験0%レポート70%3人の講師がそれぞれレポート課題を課す(合計3本のレポートとなる)。レポートテーマや締め切り等については、授業内で説明する。平常点30%毎回の授業において、リアクションペーパーの提出を求める。その他0%科目名生徒・生活指導論(教育分野に関する理論と支援の展開)担当者名苅間澤勇人/河村茂雄心理学コース2単位春学期月曜日3時限1年以上―合併科目―授業概要本講義は、学校教育における生徒・生活指導の意義と機能について、その歴史的経緯を踏まえた概念規定と援助サービス論としての体系的構造、学校における生徒指導体制の実際を理解するとともに、学校現場で生起するさまざまな問題を具体的に理解する方法、対応していくための方法、つまり問題を事例化し、その上でその学校現場にある資源を活用しての対応のあり方を学ぶ。特に、社会環境の変化を踏まえた児童生徒の抱えるリスクの複雑・多様化と問題行動(暴力行為、いじめ、不登校、非行等)の現況を取り上げる。また、特別支援教育やキャリア教育、学級集団の問題の現状についても言及したい。問題を捉え対応する大きなフレームは学校心理学の理論を用いる。随時、小グループでの発表・討論を取り入れ、学習活動を促進していきたい。授業の到達目標学校現場で生起するさまざまな生徒・生活指導の問題について、その歴史的経緯を踏まえた概念規定と援助サービス論としての体系的構造、学校における生徒指導体制の実際を理解し、その上で具体的な対応を考えることができる。また、児童生徒理解のためのアセスメント、生徒指導の実践上の理論及びその活用に関する基礎的スキルを習得し活用できる。成績評価方法試験0%特になしレポート50%授業の内容を確認するレポートを課し、その内容を評価する。平常点50%主体的な授業参加度を重視する。グループディスカッションの参加状況を評価する。その他0%科目名人間理解基盤講座(心の健康教育に関する理論と実践)担当者名加瀬恭子/鎌田晴美/菊地祐子/小西好彦/本田恵子心理学コース2単位春クォーター土曜日3-5時限1年以上―合併科目―本科目の情報はWebシラバスを参照ください科目名心理学演習1-1担当者名Ph.D.ケンブリッジ大神前裕心理学コース2単位春学期火曜日その他1年以上―――授業概要修士論文の研究に関わる重要な文献を読み、内容について議論を行う。授業の到達目標批判的かつ詳細に論文を読むことを通じて各自の研究分野について体系的な知識を得るとともに、新たな研究のアイデアを得る。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%議論への参加、発表の準備、発表の質等を総合的に評価します。その他0%心理学コース―45―

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