文学研究科シラバス2021
39/425

科目名心理学研究13犯罪者にとっての謝罪を考える担当者名藤野京子心理学コース2単位春学期火曜日2時限1年以上―――授業概要犯罪者が社会に再適応するにあたって、自身の犯罪に対していかに後始末をつけていけるかは大切な課題である。そこで、謝罪を心理学的に検討したLarareのOnapologyの輪読を通じて、犯罪者の謝罪のありようについて検討する。授業の到達目標どのような謝罪が適当であるかを多角的視野から理解し、犯罪者が効果のある謝罪をしていくための土壌をどのように作っていくのがよいかについての考えを深められるようにすること。成績評価方法担当章での発表内容及び授業内での積極的な発言等の平常点から評価する。備考・関連URL受講者の間で発表担当箇所を決め、その箇所を訳出したうえで、内容についての検討を行う形で授業を進める(担当箇所で重要と思われる参考文献にも目を通すことが望ましい)ので、ある程度の英語力が求められる。第13〜15回については、受講者が自由に事例などを持ち寄り、意見交換したい論点を絞って検討していくこととする。科目名心理学研究14マインドフルネス認知療法担当者名越川房子心理学コース2単位春学期木曜日5時限1年以上―――授業概要うつを予防する新しいアプローチとして関心を集めているマインドフルネス認知療法について、その基本理論および関連諸理論について概説し、この治療体系の妥当性について議論する。また、マインドフルネス認知療法で用いられる諸技法を、実習を通して理解し習得する。授業の到達目標Mindfulness-basedCognitiveTherapyの理論と諸技法を理解する。成績評価方法試験0%実施しないレポート0%実施しない平常点100%発表(50%)、授業への参加態度(30%)、出席(20%)で評価するその他0%特になし科目名心理学研究15語の意味活性化と読みの処理担当者名Ph.D.(西オンタリオ大)日野泰志心理学コース2単位春学期金曜日3時限1年以上―――授業概要今年度も引き続き、語の意味処理に関する研究論文を読み進めることにする。さらに、脳波測定の手法に関する文献も読み進め、語の意味処理と事象関連電位の関係について検討したい。この授業では、脳波測定、反応時間測定に関する研究法に関するスキルの習得を目指すと共に、語の意味処理に関する先行研究に接することで、専門知識の獲得を目指す。授業の到達目標この授業では、言語心理学に関する英語の文献に親しむこと、文献を読み進めて知識を獲得することと共に、研究計画作成、討論を通して論理的・説得的に話す能力を身に付け、さらに、反応時間測定や脳波測定に関するスキルを養成することをねらいとする。成績評価方法成績は、期末レポートと出席状況を考慮して評価する。備考・関連URL授業で使用する教材は以下のURLからダウンロードすること。http:www.f.waseda.jphino科目名心理学研究17(家族関係・集団・地域社会における心理支援に関する理論と実践)担当者名博士(文学)早大福川康之心理学コース2単位秋学期金曜日4時限1年以上―――授業概要教科書を中心に,国内外の関連文献も検討しながら議論する.これを通じて,ポストコロナウィズコロナにおける地域住民,特に高齢者の公衆衛生に対する心理学の貢献について考察を深める.授業の到達目標当該領域の最新の研究知見を取得する成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%授業での発表の内容や議論への参加度から判断するその他0%心理学コース―43―

元のページ  ../index.html#39

このブックを見る