文学研究科シラバス2021
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科目名研究のための日本語表現2(アカデミックスキル)担当者名川端芳子外国語科目1単位秋学期月曜日4時限1年以上―――授業概要大学院における研究レポートや論文作成に必要な日本語表現のスキルを学ぶ。学期前半では、日本語に関する研究論文を読み、内容や論の展開の妥当性を考えると共に、情報収集や全体の構成の立て方、及び、引用、資料解説などの基本的な表現を復習する。また、クラスでテーマを決めて、それに関するレポートを作成し、発表する。学期後半では、修論を踏まえて、各自がテーマを決定し、修論に関する研究レポートを作成する(口頭発表を含む)。口頭発表、クラスでの意見交換を通して、読み手にとって理解しやすい文章、説得力のある論理的な展開について考え、そのスキルを習得することを目的とする。授業の到達目標正確な日本語表現による論理的な研究論文を書けるようにすること、他者の書いた学術論文を読み、内容を客観的、批判的に捉え、問題点を指摘できるようにすることを目標とする。成績評価方法試験0%試験は実施しない。レポート60%研究レポート(中間報告を含む)40%①学期中に学んだ表現が適切に正しく使用されているか。②引用文献、先行研究、情報収集の妥当性。③全体の構成、論理性。④意見交換による指摘が内容に反映されているか。テーマレポート20%(発表を含む)平常点30%出席状況・参加態度10%課題作文20%(提出状況を含む)その他10%口頭発表の準備・発表態度、発表者への意見述べ科目名研究のための日本語表現3(研究発表のための日本語)学術的な論文の書き方を身につける―基本とルール担当者名博士(文学)早大三原裕子外国語科目1単位春学期月曜日2時限1年以上―――授業概要本授業では、わかり易い論文、明解な論点をもつ論文を書くために必要な表現力―技術―を身につける。そのために、構成の立て方、ことばの選択や表記、文体などを学んでいく。さまざまな文章を読んでその表現法を会得する。担当した文章について検討し、自身でも同様のテーマで文章を書くなどの実践をおこなう。授業の到達目標論文を書くことは、自分の考えを相手に知ってもらうことことであり、発信能力が問われる。骨格のしっかりとした、読んでわかる文章、明解な文章を書く日本語の表現を身に付けることが目標になる。成績評価方法試験0%試験は行わない。レポート30%検討結果についてのレポート、学習した日本語表現を用いたレポートについて、評価する。基準は予め明示した作成の際の論点が明確かどうかを重視する。平常点50%意見交換に積極的に参加したか、建設的な意見を提出できたかどうかを評価の基準にする。その他20%担当した内容の発表。科目名研究のための日本語表現4(研究発表のための日本語)学術的な論文の書き方を身につける発展させたアンデミックスキル担当者名博士(文学)早大三原裕子外国語科目1単位秋学期月曜日2時限1年以上―――授業概要本授業では、わかり易い論文、明解な論点をもつ論文を書くために必要な表現力―技術―を身につける。そのために、構成の立て方、ことばの選択や表記、文体などを学んでいく。さまざまな文章を読んでその表現法を会得する。担当した文章について検討し、自身でも同様のテーマで文章を書くなどの実践をおこなう。理解・説得を志向するのではなく、洗練された文章の執筆を学ぶ。授業の到達目標論文を書くことは、自分の考えを相手に知ってもらうことことであり、発信能力が問われる。骨格のしっかりとした、読んでわかる文章、明解な文章を書く日本語の表現を身に付けることが第一歩となる。成績評価方法試験0%試験は行わない。レポート30%検討結果についてのレポート、学習した日本語表現を用いたレポートについて、評価する。基準は予め明示した作成の際の論点が明確かどうかを重視する。平常点50%積極的な発言を望む。意見交換に参加したか、建設的な意見を提出できたかどうかを評価の基準にする。その他20%担当した内容の発表。共通科目(外国語)(大学院設置科目)―384―

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