文学研究科シラバス2021
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どのように位置付けられるかについて講義する。また日本考古学の基礎を形成した亀ヶ岡式土器の研究について編年、分布の問題を扱う。なお講義はフルオンデマンド形式です。授業の到達目標縄文時代の社会の発達について、社会進化論的視点より扱う。従来縄文社会は平等社会であるとの認識の元、社会的リーダーは不在でユートピア的世界が展開したとの考え方が支配的であったが、リーダーのあり方、先祖祭祀とのかかわり方などから、すでに階層化過程の途中にあったことを、社会の複雑化過程とともに理解する。また土器型式の捉え方について基礎的な分析と、その背景にある社会的要因論について理解する。成績評価方法試験0%試験は実施しない。レポート50%後期講義の終わりにレポートを課すので、期間内に提出する。平常点50%出席状況に応じて評価する。その他0%特になし。科目名考古学研究5エジプト考古学研究担当者名近藤二郎考古学コース2単位春学期月曜日3時限1年以上―――授業概要本年は、エジプト考古学概論に関して講義をおこなう。特にエジプト考古学において遺跡、遺構、副葬品などを個別に取り上げて説明を加える。エジプト考古学・エジプト学の基礎を学んでいく。授業の到達目標到達目標としては、エジプト考古学研究者として基礎的能力を養成することを目標とする。成績評価方法試験0%なしレポート50%課題レポートの提出を課する。平常点50%出席、受講態度等から判断し採点する。その他0%なし。科目名考古学研究6エジプト考古学研究担当者名近藤二郎考古学コース2単位秋学期月曜日3時限1年以上―――授業概要考古学研究5に引き続き、エジプト考古学・エジプト学の基礎に関して講義を実施する。エジプト学・エジプト考古学の多岐にわたる分野に関して対応できる基礎的力を養成していく。授業の到達目標エジプト学・エジプト考古学は極めて多岐にわたっている。その背景となる知識を身につけることを目標としている。エジプト考古学、エジプト学の学習方法、研究課題へのアプローチの仕方などの訓練も合わせて行い。自らの課題へアプローチできる能力を培うことを目標とする。成績評価方法試験0%なし。レポート50%課題レポートの提出を課する。平常点50%出席、受講態度等から判断し採点する。その他0%なし。科目名考古学研究7基本文献読解担当者名博士(地域研究)上智大田畑幸嗣考古学コース2単位春学期火曜日4時限1年以上―――授業概要考古学理論に関する基本文献の精読を行います。受講者のみなさんには、英語文献(考古理論の論集)をそれぞれ読んで、その内容を発表してもらいます。徹底的な理解を目指すため、文字通り一行ずつの精読を行い、徹底的な討論を行います。自分の口頭発表だけでなく、他の受講者の発表への質問・コメントなどを通じて積極的にクラスに参加することを強く奨励します。新型コロナウイルス感染症の流行状況によっては、リアルタイムのオンライン演習に切り替える場合もあります。授業形態やスケジュールの変更はMoodle上でアナウンスします。授業の到達目標欧米における代表的な考古理論の理解を目指します。成績評価方法授業への貢献度で評価します。考古学コース―286―

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