文学研究科シラバス2021
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科目名東洋史学演習3-1史料研究担当者名博士(文学)早大飯山知保東洋史学コース2単位春学期木曜日4時限1年以上―――授業概要受講生各自が輪番に自分の研究課題と関係する史料を提示し、その史料に即して参加者全員で読解を試みる。研究課題の行論とは別に、史料そのものがもつ情報を可能な限り明らかにすることが目的である。授業の到達目標東洋史研究における史料批判の問題を扱い、文献史料による実証史学の手法を習得する。成績評価方法試験0%なしレポート0%なし平常点100%担当時の報告を評価する。その他0%なし備考・関連URLなし科目名東洋史学演習3-2中国五代宋元史研究担当者名博士(文学)早大飯山知保東洋史学コース2単位秋学期木曜日4時限1年以上―――授業概要修士論文作成中の問題に対応する。授業の到達目標修士論文の完成を到達目標とする。成績評価方法修論完成度を基準とする。備考・関連URLリアルタイム配信で行います。科目名東洋史学演習6-1清代東北(マンチュリア)の社会と文化担当者名柳澤明東洋史学コース2単位春学期火曜日5時限1年以上―――授業概要清代の東北(満洲)では、清朝による八旗制を基軸とした統治と、中国内地からの漢人の移入とによって、多元的・流動的な社会が形成された。清代前期東北の社会・文化の実情を伝える史料は少ないが、中国内地からさまざまな理由で東北に移入した知識人によって書かれたいくつかの著作は、短いながらも貴重な情報を多く含む。その中から、西清黒龍江外記を講読する。授業の到達目標:清代東北(マンチュリア)の歴史地理に対する認識を深めるとともに、漢文史料の読解能力を向上させることを目標とする。授業の到達目標清朝のモンゴル統治と清代モンゴルの歴史地理に対する深めるとともに、漢文史料の読解能力を向上させることを目標とする。成績評価方法試験0%実施しない。レポート0%実施しない。平常点100%テキスト講読への参加状況による。その他0%特になし。科目名東洋史学演習6-2清朝のモンゴル統治担当者名柳澤明東洋史学コース2単位秋学期火曜日5時限1年以上―――授業概要清代〜近代のモンゴルについては、近年文書史料(檔案)に基づく研究が進展しているが、マクロな政策史・制度史と、特定地域の個別の問題を扱うミクロな社会史に両極化し、地域間・時代間の比較を踏まえた全体像の再構築は今後の課題となっている。本演習では清朝末期のモンゴル南部の状況に対する描写と、モンゴルに関する政策提言が盛り込まれた姚錫光籌蒙芻議をテキストとして取り上げ、分担して講読する。テキストの読解自体は難しくないと思われるので、むしろ記述内容を他の関連史料と照合しながら検証していくことが主となるだろう。本科目は、カリキュラムポリシーにいう演習に該当する。授業の到達目標清代中期における東北の社会・文化に対する理解を深めるとともに、漢文史料の読解能力を向上させることを目標とする。成績評価方法試験0%実施しない。レポート0%実施しない。平常点100%テキスト講読への参加状況による。その他0%特になし。東洋史学コース―265―

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