文学研究科シラバス2021
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科目名古文書学・古記録学特論1中世古記録の講読担当者名尾上陽介日本史学コース2単位春学期水曜日2時限1年以上―――授業概要古記録(日記)は、その筆者をとりまく環境を生々しく伝える貴重な史料である。この授業では鎌倉時代後期から南北朝期の貴族、内大臣三条公秀(1285〜1363)の日記公秀公記を講読し、当時の朝廷儀礼や社会情勢、記主の意識について考察したい。はじめに記主公秀とその日記の概要について説明し、その後はテキストのコピーを受講者に割り当てて講読を進める。報告者はテキストの文字を判読・校訂して正確な釈文を作成するとともに、問題点について報告し、参加者全員で釈文や報告内容について議論する。授業の到達目標崩し字で書かれた文字を解読しながら、公家日記(古記録)の文体や用語に親しみ、史料読解の基礎を習得する。成績評価方法報告内容で評価する。備考・関連URLテキストには公秀公記の記事を孫の三条公豊が抄出・部類した槐抄を用いる予定である。科目名古文書学・古記録学特論2中世古記録の講読担当者名尾上陽介日本史学コース2単位秋学期水曜日2時限1年以上―――授業概要古記録(日記)は、その筆者をとりまく環境を生々しく伝える貴重な史料である。この授業では鎌倉時代後期から南北朝期の貴族、内大臣三条公秀(1285〜1363)の日記公秀公記を講読し、当時の朝廷儀礼や社会情勢、記主の意識について考察したい。はじめに記主公秀とその日記の概要について説明し、その後はテキストのコピーを受講者に割り当てて講読を進める。報告者はテキストの文字を判読・校訂して正確な釈文を作成するとともに、問題点について報告し、参加者全員で釈文や報告内容について議論する。授業の到達目標崩し字で書かれた文字を解読しながら、公家日記(古記録)の文体や用語に親しみ、史料読解の基礎を習得する。成績評価方法報告内容で評価する。備考・関連URLテキストには公秀公記の記事を孫の三条公豊が抄出・部類した槐抄を用いる予定である。科目名日本史学特論1長楽寺永禄日記の研究担当者名博士(文学)早大久保健一郎日本史学コース2単位春学期金曜日4時限1年以上―――授業概要戦国時代の上野長楽寺住持賢甫義哲が記した長楽寺永禄日記は、当該時代の第一級の史料である。本特論ではこれを素材として、戦国時代の領主権力や在地社会の様相に注目していく。授業の到達目標戦国時代の領主権力について理解を深める。成績評価方法授業における発言等の参加姿勢や、理解度から評価する。科目名日本史学特論2長楽寺永禄日記の研究担当者名博士(文学)早大久保健一郎日本史学コース2単位秋学期金曜日4時限1年以上―――授業概要戦国時代の上野長楽寺住持賢甫義哲が記した長楽寺永禄日記は、当該時代の第一級の史料である。本特論ではこれを素材として、戦国時代の領主権力や在地社会の様相に注目していく。授業の到達目標戦国時代の在地社会についての理解を深める。成績評価方法授業での発言等、参加姿勢や理解度から評価する。科目名日本史学特論3近現代日本農業史研究担当者名小島庸平日本史学コース2単位春学期金曜日2時限1年以上―――授業概要本特論は、戦後歴史学の中でも枢要な位置を占め、近年再び研究が活況を呈しつつある日本農業史を取り上げ、その研究史に関する理解を深めることを課題とする。授業の到達目標日本の近現代農業史の研究史に関する理解を深め、自己の研究に活かすこと。日本史学コース―243―

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