文学研究科シラバス2021
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成績評価方法演習の発表状況や事前準備等について総合的に判断する。科目名東洋哲学特殊問題5江戸時代の儒教受容の諸相担当者名博士(文学)早大垣内景子東洋哲学コース2単位春学期木曜日5時限1年以上―――授業概要江戸時代の我々の先人たちは、外来の儒教思想をどのように受け止め、自分たちの思想としていったのか。そのことを考えるため、漢文ではなく和文で書かれたテキストを読み解き、漢語漢文ではなく日本語で儒教を語ることの意味を探る。授業は、原文講読を中心に進め、各人の資料読解力の向上にも努める。今年度は、昨年度に引き続き、浅見絅斎の孟子浩然章講義を講読する。なお、本講義は、ディプロマポリシーに則り、専門的でありながら総合性をも合わせ持つ独創性豊かな研究者の育成を目指し、カリキュラムポリシーに則り、専門的知識を体系的に修得し、それを個々の研究実践に結びつける力を養うものである。授業の到達目標朱子学を中心とした儒教思想の日本における展開についての基礎を培う。和文で書かれた思想文献読解の基礎を培う。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%授業の予習における訳読の正確さ、典拠調査などの的確さを評価する。また、授業での積極性についても評価の対象とする。その他0%科目名東洋哲学特殊問題6江戸時代の儒教受容の諸相担当者名博士(文学)早大垣内景子東洋哲学コース2単位秋学期木曜日5時限1年以上―――授業概要江戸時代の我々の先人たちは、外来の儒教思想をどのように受け止め、自分たちの思想としていったのか。そのことを考えるため、漢文ではなく和文で書かれたテキストを読み解き、漢語漢文ではなく日本語で儒教を語ることの意味を探る。授業は、原文講読を中心に進め、各人の資料読解力の向上にも努める。なお、本講義は、ディプロマポリシーに則り、専門的でありながら総合性をも合わせ持つ独創性豊かな研究者の育成を目指し、カリキュラムポリシーに則り、専門的知識を体系的に修得し、それを個々の研究実践に結びつける力を養うものである。授業の到達目標朱子学を中心とした儒教思想の日本における展開についての基礎を培う。和文で書かれた思想文献読解の基礎を培う。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%授業の予習における訳読の正確さ、典拠調査などの的確さを評価する。また、授業での積極性についても評価の対象とする。その他0%科目名東洋哲学研究1近世内丹法基礎文献研究(張伯端著・翁葆光注・戴起宗疏悟真篇注疏を読む)担当者名博士(文学)早大森由利亜東洋哲学コース2単位春学期金曜日5時限1年以上―――授業概要中国近世における道家的修養術の歴史において張伯端悟真篇は極めて重要な位置を占める。しかし、その内容は本文および注のいずれに関しても、正確に理解されているとは言い難いのが現状であろう。ここでは、戴起宗悟真篇註疏によりながら、特に翁葆光注と張伯端の本文との主旨の違いに注目しつつ読解を進めてゆく。悟真篇という文献をいかに読むかについて模索する授業である。授業の到達目標広くは、中国近世の内丹法に通暁し、近世神仙家文献を読む上での基礎力を養うことを目標とする。成績評価方法試験0%レポート60%報告の際に準備する訳注稿を以てレポートに代え、その完成度を評価対象とする。状況に応じてそれ以外のレポートを課すこともあり得る。平常点40%自分の報告と、報告を担当しない時間における議論の内容によって評価する。その他0%備考・関連URLなし東洋哲学コース―22―

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