文学研究科シラバス2021
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また、当該の作家などについての調査や、著作目録・関連文献目録などの資料の作成も行う。あわせて、上記の作業を通して、中国現代文学・文化が抱える課題について考察する。成績評価方法平常点と提出物で評価する。備考・関連URL翻訳の実践を通じて、良質な中国語の感覚を養っていただき、あわせて、中国文学が直面している問題について、知見を深めていただきたいと思います。活発な議論を期待します。関連URL:その都度教場で指示する科目名中国文学演習3-2中国文学・文化研究担当者名千野拓政中国語中国文学コース2単位秋学期火曜日4時限1年以上―――授業概要中国現代文学の作品を一つ選び、受講者全員が日本語に翻訳する。あわせて、現代の中国文学・文化が抱える課題について検討・討論を行う。毎回、報告者を決め、それらの翻訳に基づいて問題点などを提示してもらい、全員で検討する。報告者はその検討に基づいて最終稿を提出する。翻訳は最終的にまとめて、公表する。翻訳する作品は、教場で指示する。授業の到達目標中国現代文学・文化に関する作品の翻訳を実践する。また、当該の作家などについての調査や、著作目録・関連文献目録などの資料の作成も行う。あわせて、上記の作業を通して、中国現代文学・文化が抱える課題について考察する。成績評価方法平常点と提出物で評価する備考・関連URL翻訳の実践を通じて、良質な中国語の感覚を養っていただき、あわせて、中国文学が直面している問題について、知見を深めていただきたいと思います。活発な議論を期待します。関連URL:その都度教場で指示する科目名中国語学演習2-1中国言語理論・文法論1担当者名博士(文学)早大内藤正子中国語中国文学コース2単位春学期木曜日3時限1年以上―――授業概要言語理論の構築には、言語観の確立も含め、その概念形成において、どのような言語に基づくかということが重要になる。中国語の特徴に基づく言語理論とはどのようなものか、高名凱から徐通鏘へと受け継がれたこのテーマを、≪語言学是什麽≫を読みながら考えてゆきたい。各テーマについて、受講者による問題点の整理とそれに基づく討議を行うことにより、理解をより確かなものとし、更なる研究へのステップとすることができるだろう。授業の到達目標中国語の言語理論について、先行研究や周辺領域の研究成果を踏まえて、各自が独自の研究課題を見つけ進展させることを狙いとする。成績評価方法試験0%レポート50%課題に対する取り組みを評価する。平常点50%出席及び授業に対する積極性等を評価する。その他0%科目名中国語学演習2-2中国言語理論・文法論2担当者名博士(文学)早大内藤正子中国語中国文学コース2単位秋学期木曜日3時限1年以上―――授業概要≪馬氏文通≫以来の根源的な問題、即ち、西洋の言語理論と中国の言語研究とをいかに結びつけるかという問題を、建国後から現代までの文法研究史を視野に入れつつ考えてゆきたい。春期に引き続き、徐通鏘≪語言学是什麽≫をテキストとし、各テーマについて受講者による問題点の整理と討議を中心に授業を進める。授業の到達目標春期(中国語学演習2-1)に引き続き、中国語の言語理論について、哲学、心理学、社会学等言語学の関連分野の研究成果を取り入れつつ理解し、それを基に各自が独創的な研究を進める力をつけることを狙いとする。成績評価方法試験0%レポート50%課題に対する取り組みを評価する。平常点50%出席及び授業に対する積極性等を評価する。その他0%中国語中国文学コース―201―

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