文学研究科シラバス2021
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平常点30%Unexposéoralその他0%科目名フランス語学講義1フランス語で書かれた言語(哲)学文献を読む(その1)担当者名博士(言語学)パリ第8大酒井智宏仏語仏文コース2単位春学期火曜日4時限1年以上―――授業概要フランス語で書かれた言語(哲)学の文献のうち、文学や思想の研究にも役立ちそうな文献を選んで講読します。分野としては意味論(言語表現の意味を扱う分野)と語用論(言語表現が文脈中で伝える意味を扱う分野)が中心になります。テクストを精読することにより、言語と思考の関係について考察します。授業の到達目標1.論理的に書かれたフランス語のテクストを読み解く技術を身につける。2.基本的な(フランス語と日本語の)言語学用語を身につける。3.言語と思考の関係についてどのような考え方がありうるかを理解する。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%出席・テクストへの取り組み・発表・議論への参加・レビューシート等を評価対象とします。その他0%備考・関連URLフランス語はもちろんのこと、日本語や英語ですら言語(哲)学の文献を読んだことのない方が大半だと思いますので、受講者の理解度に合わせてゆっくり進みます。科目名フランス語学講義2フランス語で書かれた言語(哲)学文献を読む(その2)担当者名博士(言語学)パリ第8大酒井智宏仏語仏文コース2単位秋学期火曜日4時限1年以上―――授業概要フランス語で書かれた言語(哲)学の文献のうち、文学や思想の研究にも役立ちそうな文献を選んで講読します。分野としては意味論(言語表現の意味を扱う分野)と語用論(言語表現が文脈中で伝える意味を扱う分野)が中心になります。テクストを精読することにより、言語と思考の関係について考察します。授業の到達目標1.論理的に書かれたフランス語のテクストを読み解く技術を身につける。2.基本的な(フランス語と日本語の)言語学用語を身につける。3.言語と思考の関係についてどのような考え方がありうるかを理解する。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%出席・テクストへの取り組み・発表・議論への参加・レビューシート等を評価対象とします。その他0%備考・関連URLフランス語はもちろんのこと、日本語や英語ですら言語(哲)学の文献を読んだことのない方が大半だと思いますので、受講者の理解度に合わせてゆっくり進みます。科目名フランス文学演習1-1中世南仏の物語フラメンカ講読担当者名文学博士(パリ第4大)瀬戸直彦仏語仏文コース2単位春学期月曜日4時限1年以上―――授業概要中世南仏の物語フラメンカの講読を,写本を読みながら行う予定。中世の風俗・心理描写・ウイットを描いて傑出した作品である。カルカッソンヌ市立図書館(Carcassonne34)に保存されている唯一の写本をもとに,オック語の初歩からじょじょに進めるので、中世文学を専門としない受講者も困難を感じることはないであろう。使用する校訂版には現代フランス訳もついている。中世文学にかぎらず,フランス文学研究の文献学的な基礎を固められるような演習としたいと思う。中世オック語の辞書は,DOM(Dictionnairedelʼoccitanmédiéval)がインターネットで利用可能である。中世史・美術史など関連分野の研究を志す学生も歓迎する。なお出席者の顔ぶれによって,オイル語(ancienfrançais)別の原典と合わせて隔週で講読することになるかもしれない。授業の到達目標1)前期・後期を通じて、中世オック語ないし中世フランス語の文法の大略をつかむ。2)中世の写本の読み方に慣れる。3)ラテン語からフランス語にどのようにして変化したのか、いわゆる歴史音声学の基礎を学ぶ。4)フランス語のさまざまの専門的な辞書の引き方を練習する。成績評価方法主として平常点評価。フランス語フランス文学コース―158―

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