文学研究科シラバス2021
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科目名日本文学演習2-2上代散文担当者名博士(文学)早大松本直樹日本語日本文学コース2単位秋学期月曜日2時限1年以上―――授業概要古事記と風土記を中心に上代散文の諸作品を読解する。文献についての知識を身につけ、有効な研究方法を考え、各自の研究のための基礎を固めることを目標とする。古事記と風土記の講読を中心に授業を進める。毎時、担当者と担当範囲を定め、諸本の調査、本文校定、注釈・研究史の調査整理、考察を行う。古事記は中巻、風土記は出雲国風土記をとりあげる予定である。具体的な進め方は受講生と相談の上で決定する。上記のほかに受講生各自の研究発表の機会をもうける。授業の到達目標上代散文分野の研究史、学界事情を把握し、各自の研究の基礎力を身につけることを目標とする。成績評価方法講読・研究発表など平常点で評価する。備考・関連URL上代文学を専攻する学生を対象とした演習を行うので、上代以外で受講を希望する場合には、予め担当教員と相談することが望ましい。科目名日本文学演習3-1うつほ物語国譲中巻、ならびに源氏物語若菜上巻の精読担当者名博士(文学)早大陣野英則日本語日本文学コース2単位春学期火曜日2時限1年以上―――授業概要日本古典文学、特に平安時代文学(散文)に関する深い学識と専門家としての能力を培うために、学術的な正確さを重視しながらうつほ物語国譲中巻、ならびに源氏物語若菜上巻を読む。授業では、毎回、担当者に詳細な発表レジュメを用意してもらい、その発表と討議を中心にすすめる。授業の到達目標平安時代末から現代にいたるまでの諸注釈書、関連史料、代表的な諸論考等々を適宜参照しつつ、平安時代文学(特に散文)の本文をできるかぎり正確にとらえるための知識と技術を身につけることを目標とする。あわせてそうした文学の生成に関わる人々のコミュニティにも目配りをしてゆく。さらに、現在の研究水準に照らして、平安時代文学をいかに読み解くべきか、またどのような研究方法が有効なのか、ということも常に意識しつつ、あたらしい研究の開拓をめざす。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%発表の内容、及び質疑の時間における発言内容による。その他0%備考・関連URL基本的には対面での授業実施を前提とするが、発表者、参加者の事情に応じて、オンライン(遠隔会議システム利用)の授業とする場合がある(学期中7回以内)。いずれにしても、発表者には資料を前日夕方までにMoodleにアップしてもらうこととする。関連URL:国文学研究資料館http:www.nijl.ac.jp科目名日本文学演習3-2うつほ物語国譲中国譲下巻、ならびに源氏物語若菜上若菜下巻の精読担当者名博士(文学)早大陣野英則日本語日本文学コース2単位秋学期火曜日2時限1年以上―――授業概要日本古典文学、特に平安時代文学(散文)に関する深い学識と専門家としての能力を培うために、学術的な正確さを重視しながらうつほ物語国譲中国譲下巻、ならびに源氏物語若菜上若菜下巻を読む。授業では、毎回、担当者に詳細な発表レジュメを用意してもらい、その発表と討議を中心にすすめる。授業の到達目標平安時代末から現代にいたるまでの諸注釈書、関連史料、代表的な諸論考等々を適宜参照しつつ、平安時代文学(特に散文)の本文をできるかぎり正確にとらえるための知識と技術を身につけることを目標とする。あわせてそうした文学の生成に関わる人々のコミュニティにも目配りをしてゆく。さらに、現在の研究水準に照らして、平安時代文学をいかに読み解くべきか、またどのような研究方法が有効なのか、ということも常に意識しつつ、あたらしい研究の開拓をめざす。成績評価方法試験0%レポート30%学期末提出のレポートによる。平常点70%発表の内容、および質疑の時間における発言内容による。その他0%備考・関連URL基本的には対面での授業実施を前提とするが、発表者、参加者の事情に応じて、オンライン(遠隔会議システム利用)の授業とする場合がある(学期中7回以内)。いずれにしても、発表者には資料を前日夕方までにMoodleにアップしてもらうこととする。日本語日本文学コース―111―

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