【文学研究科】2019年度シラバス
99/386

科目名日本文学演習11-1B明治期の文学テクスト(小説)を読む担当者名宗像和重日本語日本文学コース2単位春学期火曜日5時限1年以上―――授業概要明治期小説の作品集ないしアンソロジーを材料とし、十数編を選んで、毎回、受講生の発表と質疑を中心として演習を進める。とりあげる材料や発表方法などの具体的な点については、最初の授業時間に提示し、受講生の人数などに応じて日程を相談したい。なお、修士課程1年生の授業(日本文学演習11−1A)と2年生の授業(日本文学演習11−1B)は、火4・5時限に合同で行う。授業の到達目標この演習では、近代文学の広範な領域のなかから、とくに明治期の文学テクスト(小説)を対象として、本文の分析と読解の方法を検討する。文体や風俗、時代背景の違いなどから、今日、明治文学を研究対象とするには多くの困難があるが、文体・視点・語り・描写など、近代文学および近代文学研究の諸課題は、明治期の文学に端を発していることを、あらためて確認する場にしたい。それを通して、大正・昭和・戦後・現代の文学を研究対象としている受講生にも、それぞれの研究に資することを目標とする。成績評価方法試験0%レポート50%一編の論文としてまとまった体裁と内容を備えているかどうかを評価する。平常点50%限られた時間のなかで、どのように説得力のある報告ができたか、また質疑に積極的に参加できたかどうかを評価する。その他0%科目名日本文学演習11-2B明治期の文学テクスト(小説)を読む担当者名宗像和重日本語日本文学コース2単位秋学期火曜日5時限1年以上―――授業概要明治期小説の作品集ないしアンソロジーを材料とし、十数編を選んで、毎回、受講生の発表と質疑を中心として演習を進める。とりあげる材料や発表方法などの具体的な点については、最初の授業時間に提示し、受講生の人数などに応じて日程を相談したい。なお、修士課程1年生の授業(日本文学演習11−2A)と2年生の授業(日本文学演習11−2B)は、合同で行う。授業の到達目標この演習では、近代文学の広範な領域のなかから、とくに明治期の文学テクスト(小説)を対象として、本文の分析と読解の方法を検討する。文体や風俗、時代背景の違いなどから、今日、明治文学を研究対象とするには多くの困難があるが、文体・視点・語り・描写など、近代文学および近代文学研究の諸課題は、明治期の文学に端を発していることを、あらためて確認する場にしたい。それを通して、大正・昭和・戦後・現代の文学を研究対象としている受講生にも、それぞれの研究に資することを目標とする。成績評価方法試験0%レポート50%一編の論文としてまとまった体裁と内容を備えているかどうかを評価する。平常点50%限られた時間のなかで、どのように説得力のある報告ができたか、また質疑に積極的に参加できたかどうかを評価する。その他0%科目名日本文学演習12-1A文学研究の方法と実践担当者名Ph.D.(ミシガン大)榊原理智日本語日本文学コース2単位春学期火曜日1時限1年以上―――授業概要修士1年と2年が合同で、日本近代文学研究の方法論と実際の論文執筆に役立つ実践的授業を行う。授業の到達目標1)論文の基本的な作法を学ぶ2)現在の近代日本文学研究を学問領域として大きく眺める眼を養う3)さまざまな方法論に自覚的になる4)資料を論文のなかで活かせる方法を学ぶ成績評価方法発表の出来、議論へのコミットメント、出席等によって総合的に評価する。科目名日本文学演習12-2A文学研究の方法と実践担当者名Ph.D.(ミシガン大)榊原理智日本語日本文学コース2単位秋学期火曜日1時限1年以上―――授業概要修士1年と2年が合同で、日本近代文学研究の方法論と実際の論文執筆に役立つ実践的授業を行う。授業の到達目標1)論文の基本的な作法を学ぶ2)現在の近代日本文学研究を学問領域として大きく眺める眼を養う3)さまざまな方法論に自覚的になる4)資料を論文のなかで活かせる方法を学ぶ成績評価方法発表の出来、議論へのコミットメント、出席等によって総合的に評価する。日本語日本文学コース―108―

元のページ  ../index.html#99

このブックを見る