【文学研究科】2019年度シラバス
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科目名社会学演習8-2現代日本における人生の物語の生成と変容担当者名大久保孝治社会学コース2単位秋学期木曜日3時限1年以上―――授業概要個人が自分の人生を物語るときに参照される人生の物語の型(文化的なパターン)というものが存在する。その主要なものは成功の物語と幸福の物語である。この2つの型を中心にして、近現代日本において人生の物語がどのように生成し、そして変容していったのかを考察する。今年度はとくにポストモダン社会における人生の物語について考えみたい。授業の到達目標社会の変動と人生の物語の生成・変容の関連性を理解し、今後の変化の方向について予見する。成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%毎回の授業に積極的に参加したかどうか。その他0%科目名社会学演習9-2相互作用としての社会担当者名博士(文学)早大草柳千早社会学コース2単位秋学期火曜日4時限1年以上―――授業概要相互作用としての社会という社会認識を方法論上の出発点とする諸研究について知識を深め、研究の方法論として、現代社会の諸問題への相互作用論的なアプローチ法をさらに身につける。前半は主に文献報告を行う。文献は、上記の目的を勘案しつつ履修者の関心に応じて適宜決定する。後半は、履修者の研究報告と討議を中心に進めていく予定である。授業の到達目標社会学的研究のひとつの方法論として、現代社会の諸問題への相互作用論的なアプローチ法を身につけ、各自の研究に応用できるようになることを目指す。成績評価方法試験0%試験は行わないレポート0%レポートの提出はなし平常点100%演習への出席状況、報告、討議への参加状況により評価する。その他0%特になし科目名社会学演習10-1共同性と集合性の社会理論1担当者名山田真茂留社会学コース2単位春学期火曜日2時限1年以上―――授業概要共同性と集合性を手がかりにして現代社会の諸現象に挑み、そして社会理論の刷新を図っていく。その際、今日的な関係・集団・組織・制度についてのあらゆる洞察が総動員されよう。個別的な課題としては多様なものが考えられるが、そうした多様性を単に記述するだけでなく、高度な分析力を備えた理論的なアイディアを出し合い、その結果現代社会にフィットした社会学が再構築できるよう努めていきたい。作業としては指定する文献の講読、各自で選定した文献の報告、ならびに自由報告を適宜行っていく予定だが、具体的な進め方に関しては参加状況を見て決定する。前期は文献検討の比重が高くなるものと考えられる。授業の到達目標関係論・集団論・現代社会論を中心とする諸分野における社会学的洞察を深め、同時に社会学のプロの研究者として必要な技能の基礎を身につけること。成績評価方法報告、討議への参加、出席状況を総合的に勘案して評価する。科目名社会学演習10-2共同性と集合性の社会理論2担当者名山田真茂留社会学コース2単位秋学期火曜日2時限1年以上―――授業概要共同性と集合性を手がかりにして現代社会の諸現象に挑み、そして社会理論の刷新を図っていく。その際、今日的な関係・集団・組織・制度についてのあらゆる洞察が総動員されよう。個別的な課題としては多様なものが考えられるが、そうした多様性を単に記述するだけでなく、高度な分析力を備えた理論的なアイディアを出し合い、その結果現代社会にフィットした社会学が再構築できるよう努めていきたい。作業としては指定する文献の講読、各自で選定した文献の報告、ならびに自由報告を適宜行っていく予定だが、具体的な進め方に関しては参加状況を見て決定する。後期は研究報告の比重が高くなるものと考えられる。授業の到達目標関係論・集団論・現代社会論を中心とする諸分野における社会学的洞察を深め、同時に社会学のプロの研究者として必要な技能の基礎を身につけること。成績評価方法報告、討議への参加、出席状況を総合的に勘案して評価する。社会学コース―66―

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