【文学研究科】2019年度シラバス
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成績評価方法試験0%なしレポート70%授業中に解読したサンスクリットテキストのローマ字表記とその和訳等。平常点30%授業への取り組みかた。その他0%なし備考・関連URLサンスクリット文法を多少勉強したことがあり、文献講読に興味を持つ人であればどなたでも歓迎します。文法はこれからという人は、初級サンスクリットやサンスクリット基礎講読の授業をあわせて受講することをお勧めします。科目名初級ラテン語(速修)担当者名小倉博行合併随意科目2単位春学期月5時限木5時限1年以上―――授業概要今から2,000年以上も前にイタリアのローマを中心に用いられていたラテン語の初級文法を学びます。ローマの支配圏が拡大するのに伴い、このラテン語も西ヨーロッパの全域に広まりました。現在のイタリア語、スペイン語、ポルトガル語、フランス語などロマンス諸語と呼ばれる言語は、ラテン語が人々によって用いられる間に少しずつ変化し、成立したものなのです。したがって、ヨーロッパの社会・歴史・言語のどの分野であれ、深い理解を得ようとするにはラテン語(そしてギリシア語)の知識が不可欠です。本講座ではラテン語の読解力を身につけるべく、その初級文法を学びます。また、古い時代に存在した言語とはいえ、外国語を学ぶという点では、ラテン語の学習方法は現代語のそれと基本的には異なりません。課ごとに文法項目を説明し、その上でみなさんに練習問題を解いていってもらいます。現代語に比べてやや複雑な仕組みを持つラテン語ですが、少しずつ確実に学べば必ず身につくものです。授業の到達目標ラテン語の初級文法の知識を身につけることが目標です。成績評価方法試験0%試験は行わない予定です.レポート0%レポートはありません平常点100%課が終わるごとに,教科書の作文問題を提出してもらいます.20点満点で添削し,平均6割(12点)以上を合格とします.その他0%上記が成績判定の基準です.科目名中級ラテン語2古典ラテン語の原書講読入門担当者名小倉博行合併随意科目1単位秋学期月曜日5時限1年以上―――授業概要中級ラテン語2は,ラテン語の初級文法を学び終えた人を対象にした、平易なラテン語で書かれた文献を使ってラテン語読解力の基礎作りを目標とする授業です。ラテン語の読解で無視できない存在が接続法と呼ばれる動詞の用法で、これを克服することなくしてラテン語が読めるようにはなりません。この用法を中心に学ぶための併設科目ラテン語中級文法に対して、本講座では実際のラテン語の文献にあたりながら、この接続法を学んでいってもらいたいと思います。講読なので実際には輪読形式の授業になります。毎回予習して臨んでください。授業の到達目標初級文法を学んだ皆さんが古典ラテン語の原文を読むことによって、読解力を向上させることが目標です。成績評価方法試験0%これまで行なってきませんでしたが,受講者の数によっては最終授業時に,読解力を判断する簡単なテストを実施する可能性もあります.柔軟に対応したいと思います.レポート0%なし平常点100%出席50%,訳出発表50%その他0%なし科目名中級ラテン語1担当者名小倉博行合併随意科目1単位秋学期木曜日5時限1年以上―――授業概要前期科目初級ラテン語(速習)を履修した人、あるいはすでに何らかのかたちでラテン語の初級文法を学んだ人を対象にした講座です。とくに後者に該当する人は、動詞とその分詞、そして名詞と形容詞の変化形を身につけていることを前提とします。中級ラテン語1では接続法と呼ばれる、ラテン語読解には不可欠な動詞の用法を徹底的に学びます。具体的には標準ラテン文法(中山恒夫著、白水社)の16課以降の内容です。授業の到達目標課ごとに練習問題を解き、ラテン語の文法のさらなる理解を深めることが目標です。成績評価方法試験0%試験は行いませんレポート0%レポートは行いません平常点100%課ごとに練習問題を提出してもらい、20点満点で添削して返却。また,課ごとに20点満点の小テストを行ないます。両者とも平均点が6割である12点以上を合格とします。その他0%上記が成績判定の方法です合併随意科目―421―

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