【文学研究科】2019年度シラバス
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る。平常点80%講義への参加状況を重視する。質疑応答などの参加状況と、テキスト抄読における担当範囲の発表を等分に評価する。その他0%なし科目名神経生理学研究2担当者名工学博士阪大伊藤南心理学コース2単位秋学期金曜日5時限1年以上―――授業概要我々が日常的に行う知覚、認知、行動の背後にある神経メカニズムを理解することを目的とする。前半は引き続きテキストの抄読を行うが、知覚の機能やそうした機能を生み出すメカニズムに着目した内容を取り扱う。後半では視覚を中心とした脳科学関連の新しい原著論文の抄読を通じて、テキストで取り扱った内容を発展させる。課題論文を指定するので、担当の学生はその内容を解説し、質疑応答を行う。その後、全員で関連したテーマについて議論する。必要に応じて講義形式で補う。本講義を通じて、システムとしての神経系の機能や振る舞いを明らかにし、そのメカニズムを明らかにするための基本的な考え方を学び、考えることにより、本研究科が掲げる多様な考え方、価値観を修得を目指す。神経生理学研究1と合わせて受講することが望ましい。授業の到達目標神経科学関連の論文の読み方を修得し、論文に示された実験的事実を評価し、著者の意図するところを的確に把握できることを目標とする。論文の内容に沿って的確な質問や応答ができるようにすることを目標とする。成績評価方法試験0%なしレポート20%講義で取り上げた論分についてレポートの提出を求める。論文内容についての理解度を評価する。平常点80%講義への参加状況を重視する。質疑応答などの参加状況と担当する課題論文の発表を等分に評価する。その他0%なし科目名数理モデル1担当者名博士(文学)早大椎名乾平心理学コース2単位春学期月曜日5時限1年以上―――授業概要TheWaveTheoryofDifferenceandSimilarity1992あるいはTheCambridgeHandbookofComputationalPsychology2008あるいはNeuroeconomics:DecisionMakingandtheBrain2008あるいは統計学史・統計理論に関する話題。相当広い範囲の心理学を扱っているので、誰にでも興味を持てる話題があると思われる。受講生からの提案も大歓迎である。簡単な数学の知識(微積分、線形代数、確率論、論理等)が必要になるであろう。授業の到達目標心理学の理論的側面の理解を深める成績評価方法人によって事前知識や興味が異なるので各人の達成度によって評価される。科目名数理モデル2担当者名博士(文学)早大椎名乾平心理学コース2単位秋学期月曜日5時限1年以上―――授業概要TheWaveTheoryofDifferenceandSimilarity1992あるいはTheCambridgeHandbookofComputationalPsychology2008あるいはNeuroeconomics:DecisionMakingandtheBrain2008あるいは統計学史・統計理論に関する話題。相当広い範囲の心理学を扱っているので、誰にでも興味を持てる話題があると思われる。受講生からの提案も大歓迎である。簡単な数学の知識(微積分、線形代数、確率論、論理等)が必要になるであろう。授業の到達目標心理学の理論的側面の理解を深める成績評価方法人によって事前知識や興味が異なるので各人の達成度によって評価される。科目名心理学研究2担当者名Ph.D.ケンブリッジ大神前裕心理学コース2単位秋学期木曜日2時限1年以上―――授業概要ヒトを含む動物の学習・行動に関する最先端の研究による知見を理解するため、近年発表された論文を精読し、議論を行います。またこれを通じ、研究に対する適切な批判の方法を学ぶとともに、より良い研究計画を立案する能力を身につけます。学期末に、設定したテーマに関して適切な研究計画案を作成します。授業の到達目標学習・行動研究における新しい展開を把握する文献を批判的に読むことを通じ、対象となっている研究トピックの問題点を整理し、新たな研究を立案する能力を身につける心理学コース―36―

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