【文学研究科】2019年度シラバス
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科目名表象・メディア論講義1アニメーション精読(1)担当者名博士(理学)京大細馬宏通表象・メディア論コース2単位春学期金曜日5時限1年以上―――授業概要本講義では、さまざまなアニメーション作品の精読を行う。発声と身体動作の時間構造に注目しながら、いくつかのアニメーション作品の特定のシークエンスを毎回精密に分析する。必要に応じて絵コンテを参照し、演出で目指されていることと、実際の受け止められ方との差を考える。この作業を通じて、アニメーション批評を行うための仮説を探索的に発見し、より一般的な批評の枠組みを導出することを目指す。授業の到達目標・アニメーションを精読するための基本的な概念を身につける。・絵コンテとアニメーションの各コマの関係を把握しながら分析を行うことができるようになる。・映像と音、音楽の関係を言語化できるようになる。成績評価方法試験0%レポート50%随時、分析課題を課す。平常点50%分析への取り組み、各回ごとの小レポート。その他0%科目名表象・メディア論講義2マンガ研究文献紹介と実践担当者名博士(理学)京大細馬宏通表象・メディア論コース2単位秋学期金曜日5時限1年以上―――授業概要マンガには読解のための一般的な手がかりがある一方で、作品はそれぞれが固有の読みを行うことを誘っている。本講義では、マンガを読み解くための基本文献を精読し、マンガ史やマンガの道具立てに関する俯瞰的な視点を立てる。その上で、実際のマンガ読解によって彼らの読解方法を更新する。授業の到達目標・特定の分野のメディア文献を読むことで、そのメディアの歴史と基本的な要素を系統的に考える力を身につける。・理論や方法と実際の体験とを結びつけ、言語化できるようになる。・特定の作品について作品の個別性と歴史性の双方を考えることができるようになる。成績評価方法試験0%レポート50%随時、分析課題を課す。平常点50%その他0%科目名表象・メディア論講義3文化記号論担当者名博士(文学)早大大石雅彦表象・メディア論コース2単位春学期月曜日2時限1年以上―――授業概要ミハイル・バフチンの著作(英訳)を、解説を加えながら読んでゆきます授業の到達目標文化記号論の基礎的理解成績評価方法試験0%レポート0%平常点100%出席・予習状況その他0%科目名表象・メディア論講義4文化記号論担当者名博士(文学)早大大石雅彦表象・メディア論コース2単位秋学期月曜日2時限1年以上―――授業概要バフチンの著作(英訳)を、説明・解説を加えながら読んでゆきます授業の到達目標文化記号論の基礎的理解成績評価方法試験0%なしレポート0%なし平常点100%出席・予習状況その他0%なし表象・メディア論コース―295―

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